『グロテスク・美のイメージ』の書評が『週刊読書人』に掲載されました

『週刊読書人』(5月11日)に『グロテスク・美のイメージ―ドムス・アウレア、ピラネージからフロベールまで』(武末祐子 著)の書評が掲載されました。評者は小澤京子先生(和洋女子大学)です。

「まさにグロテスク模様が異なる空間どうしを連結させるように、著者は美術と建築と文学とを越境しながら軽やかに思考を展開してゆく。そこで浮かび上がるのは、「グロテスク」と呼ばれる表現の変遷史であると同時に、「グロテスク」という概念や語義の変容史でもある」

グロテスク・美のイメージ ドムス・アウレア、ピラネージからフロベールまで 書評|武末 祐子(春風社)(週刊読書人ウェブ)

『巫者のいる日常』の書評が『河北新報』に掲載されました

『河北新報』(5月13日)に『巫者のいる日常―津軽のカミサマから都心のスピリチュアルセラピストまで』(村上晶 著)の書評が掲載されました。

「ある集落では、死亡した男性の霊魂が取りついた。妻だった女性に向かってお供えの準備について礼を言った後、「もう少し化粧して」と語り、周囲は大笑いする。おどろおどろしいイメージとは懸け離れた光景だ。」
<東北の本棚>津軽の精神世界に迫る(河北新報 ONLINE NEWS)