『図書新聞』第3478号/2021年1月9日号に『鎌倉山奇譚 水琴窟の館』(ソーントン不破直子 著)の書評が掲載されました。評者は梶葉子さんです。「鎌倉の奥深い魅力の源を解き明かす」
『フィルカル』Vol. 5 No. 3/2020年12月に『環境を批評する―英米系環境美学の展開』(青田麻未 著)著者による図書紹介が掲載されました。「さまざまな環境を、感性を通じて味わうこと、つまり美的に鑑賞することは、私たちの生活の一角を確かに担っている」
日本教育学会編『教育学研究』第87巻第3号/2020年9月に『「エビデンスに基づく教育」の閾を探る―教育学における規範と事実をめぐって』(杉田浩崇・熊井将太編)の書評が掲載されました。評者は児美川孝一郎先生(法政大学)です。「教育学の内外における知をかくも領域横断的に渉猟しながら、しかも統一した一つのテーマに迫ろうとした」
日本霊長類学会編『霊長類研究』第36巻第2号/2020年に『アフリカの森の女たち―文化・進化・発達の人類学』(ボニー・ヒューレット著/服部志帆、大石高典、戸田美佳子訳)の書評が掲載されました。評者は徳山奈帆子先生(京都大学霊長類研究所)です。「アフリカの女性たちの生き方の変化と、しかしその根底に維持されていくであろうものという、柔軟性と不変性」
『図書新聞』第3477号/2021年1月1日号に『統計は力なり―エルンスト・エンゲルの希望の学』(太田和宏 著)の書評が掲載されました。評者は高岡佑介先生(早稲田大学)です。「「エンゲルの法則」で知られる統計学者の生涯を丹念に跡づけた労作」
『図書新聞』第3477号/2021年1月1日号に『現代世界の呪術―文化人類学的探究』(川田牧人・白川千尋・飯田卓編)の書評が掲載されました。評者は村田敦郎先生(北海道教育大学)です。「科学知識や技術、近代医療、メディアなどとの関係性にも目配りした多様な論集」
『図書新聞』第3476号/2020年12月19日号「20年下半期読者アンケート」で『異形のピューリタン―ジョン・ウィンスロップ・ジュニアとトランスアトランティック・トランザクション』(佐藤憲一 著)が紹介されました。選者は巽孝之先生(慶應義塾大学)です。「独創的発想によって新たなアメリカ研究の沃野を切り拓いた」
『佛教タイムス』2020年12月10日・17日合併号の「仏教・宗教関係書 今年の3冊」に『先祖祭祀と墓制の近代―創られた国民的習俗』(問芝志保 著)が選ばれました。選者は弓山達也先生(東京工業大学教授)です。「多様化する先祖祭祀・墓制の根っこを明治から昭和前期に求め、解明する力作である。」
『図書新聞』第3475号/2020年12月12日号に『同定の政治、転覆する声―アルゼンチンの「失踪者」と日系人』(石田智恵 著)の書評が掲載されました。評者は比嘉マルセーロ先生(フェリス女学院大学)です。「日本人がフェードアウトする時空 アルゼンチンの「日系人失踪者」の数奇な運命とその家族の闘い」