2021年10月の刊行予定

2021年10月に刊行を予定している書籍についてお知らせします。

※記載されている情報は予告なく変更される場合があります、予めご了承ください。

『ことばへの気づき―カフカの小篇を読む』
著者:松原好次(元電気通信大学教授)
四六判並製、340頁、本体2700円
外国語教育や少数言語の研究に携わってきた著者が、自身の経験と生活、そしてカフカを読むことを通し、ことばを見つめるエッセイ集。

『文学とアダプテーションII―ヨーロッパの古典を読む』
編者:小川公代(上智大学外国語学部教授)、吉村和明(上智大学名誉教授)
四六判上製、500頁、本体3600円
ヨーロッパの古典文学作品に焦点を当て、アダプテーションによって新しい魅力を持ちうることを明らかにする論集。

『対談集 春風問学』
編者:春風社編集部
四六判並製、320頁、本体1800円
2012年より春風社で行ってきた対談を集成し、野〈や〉における学の意義や出版のあり方を問う。対談者は池内紀、長田弘ら20名。

『野村芳兵衛の教育思想―往相・還相としての「生命信順」と「仲間作り」』
著者:冨澤美千子(横浜美術大学美術学部教授、同大学教職課程主任)
四六判上製、272頁、本体3630円
明治後期から昭和期の教育者・野村芳兵衛の「生命信順」と「仲間作り」による教育の可能性を、宗教的・社会的な影響から考察し描く。

『老年笑い学―ユーモアで羽ばたくシニア』
著者:小向敦子(高千穂大学人間科学部教授)
四六判並製、276頁、本体2400円
綺麗事だけですまないシニア期だからこそ、「笑い」を学ぼう!老・病・死をユーモアで飾ろう!「笑い学」のメリットを見逃すな!

『学問としてのダンスの歴史的変容―ウィスコンシン大学マディソン校のダンスの一〇〇年』
著者:木場裕紀(東京電機大学未来科学部准教授)
A5判上製、230頁、本体4000円
アメリカの高等教育でのダンスの変遷を、初専攻設立の大学の事例から検証。身体教育的・芸術的な学問としてのダンスの意義を捉える。