『家族を生み出す』の書評が『東南アジア研究』に掲載されました

『東南アジア研究』60巻1号に、横田祥子著『家族を生み出す―台湾をめぐる国際結婚の民族誌』の書評が掲載されました。評者は安里和晃先生(京都大学)です。「全編を通じて,文化人類学的な調査による具体的なデータが記されており,従来は直感的にのみ理解されていた諸点が,次々と裏付けされていく点で大きな学術的貢献があるといえる。」

『戯作者の命脈 坂口安吾の文学精神』が『新潟日報』で紹介されました

『新潟日報』2022年8月7日号で、大原祐治著『戯作者の命脈 坂口安吾の文学精神』が紹介されました。「安吾については「堕落論」「白痴」などで注目を集めた敗戦直後や戦前をテーマにした研究が多いが、「そこでとどまらない本にしたい」と若き日の活動や晩年のルポルタージュの仕事にもスポットを当てた」

『学校と生活を接続する』の書評が『日本教育新聞』に掲載されました

『日本教育新聞』2022年8月8・15日号に、田中怜著『学校と生活を接続する―ドイツの改革教育的な授業の理論と実践』の書評が掲載されました。「ドイツの「改革教育」の歩みを「学校と生活の接続」から照射し、「問題史的アプローチ」「教育方法学」の観点から分析した。両者の接続を実現させようと試みては挫折し、新たなチャレンジが始まる転変から……新たな地平を切り開こうと企てている」

書評は下記URLからもご覧になれます。
◆日本教育新聞ウェブサイト NIKKYO WEB:https://www.kyoiku-press.com/post-247660/

『教育のリーダーシップとハンナ・アーレント』の書評が『日本デューイ学会紀要』に掲載されました

『日本デューイ学会紀要』第62号(日本デューイ学会/2021年10月)に、ヘレン・M・ガンター著/末松裕基・生澤繁樹・橋本憲幸訳『教育のリーダーシップとハンナ・アーレント』の書評が掲載されました。評者は松下良平先生(武庫川女子大学)です。「アーレントの思想を手がかりにしながら、全体主義への「結晶化」に抵抗し、オルタナティブを提示するための思索を粘り強く展開する」