『教育学研究』第90号第1巻(日本教育学会編/2023年3月)に、田中怜著『学校と生活を接続する―ドイツの改革教育的な授業の理論と実践』の書評が掲載されました。評者は吉田成章先生(広島大学)です。「学校と生活の接続問題に対して、「改革教育」という領野の提示とその帰結としての改革教育学による理論・実践を捉え直すことの必要性が提示されたことは、学校と生活との乖離への批判と学校と生活とを結合する進歩主義的な教育運動の肯定のいずれをも留保する」
『教育学研究』第90号第1巻(日本教育学会編/2023年3月)に、田中怜著『学校と生活を接続する―ドイツの改革教育的な授業の理論と実践』の書評が掲載されました。評者は吉田成章先生(広島大学)です。「学校と生活の接続問題に対して、「改革教育」という領野の提示とその帰結としての改革教育学による理論・実践を捉え直すことの必要性が提示されたことは、学校と生活との乖離への批判と学校と生活とを結合する進歩主義的な教育運動の肯定のいずれをも留保する」
『教育学研究』第90号第1巻(日本教育学会編/2023年3月)に、宮川幸奈著『自律を目指す教育とは何か―自然主義的な教育哲学の試み』の書評が掲載されました。評者は白銀夏樹先生(関西学院大学)です。「子どもにとって教育は他律であるため「自律を目指す教育」は矛盾だとする枠組みの克服を課題としている」
『図書新聞』2023年5月27日号に、川崎明子著『人形とイギリス文学―ブロンテからロレンスまで』の書評が掲載されました。評者は馬場理絵先生(バーミンガム大学)です。「「人形の人間化」、「人間の人形化」がいかに起こりうるか 人形に焦点を当て、六つの文学作品を読み解く」
Women’s Action Network(WAN)に、佐野敦子著『デジタル化時代のジェンダー平等―メルケルが拓いた未来の社会デザイン』の書評が掲載されました。評者は森田系太郎先生(立教大学)です。「現代的な問題であるデータ、ICT、AIを含んだ〈デジタル化〉にもジェンダーの視点を入れない理由はない。時代の一歩先を行くこの課題に、ドイツのメルケル政権を事例に挑んだ」
書評全文は下記よりご覧になれます。
◆Women’s Action Network ウェブサイト>
https://wan.or.jp/article/show/10600#gsc.tab=0
東京大学現代文芸論研究室論集『れにくさ』第13号に、仁平ふくみ著『もうひとつの風景 フアン・ルルフォの創作と技法』の書評が掲載されました。評者は藤井健太朗さん(東京大学博士課程)です。「メキシコ文学・ラテンアメリカ文学研究に資することが大きい一冊である。そして、もちろん、ルルフォに関する日本語で初めてのモノグラフとしての意義も忘れてはならないだろう。」