『戯作者の命脈―坂口安吾の文学精神』の書評が『日本文学』に掲載されました

『日本文学』第72巻第3号(日本文学協会編/2023年3月10日)に、大原祐治著『戯作者の命脈―坂口安吾の文学精神』の書評が掲載されました。評者は宮澤隆義先生(日本大学)です。「貴重な図版も豊富な本書は、安吾に興味を持つ人にとって痒い所に手が届く評伝足りうると同時に、学術的な密度を保持したまま書くという、著者の新境地を示している」

『野村芳兵衛の教育思想』の書評が『教育学研究』に掲載されました

『教育学研究』第89巻第4号(日本教育学会編/2022年12月)に、冨澤美千子著『野村芳兵衛の教育思想―往相・還相としての「生命信順」と「仲間づくり」』の書評が掲載されました。評者は布村志保先生(頌栄短期大学)です。「「往相と還相」とは「自利と他利」であり、野村の実践はこの「往相=人間性の発芽」と「還相=仲間作り」という二重のプロセスが同時に「相即的」に働く「仲間作り」の教育思想の具現化と示している」

『インクルーシブ教育のかたち』の書評が『図書新聞』に掲載されました

『図書新聞』2023年2月25日号に、柴垣登著『インクルーシブ教育のかたち―都道府県ごとの特別支援教育の違いから』の書評が掲載されました。評者は是永かな子先生(高知大学)です。「「本人・保護者の選択権」とその変化 特別支援教育の「差異」の状況を財政面や制度面に注目して分析」

『アウシュヴィッツへの道』の書評が『世界史研究論叢』に掲載されました

『世界史研究論叢』第12号(世界史研究会編/2023年)に、永岑三千輝著『アウシュヴィッツへの道―ホロコーストはなぜ、いつから、どこで、どのように』の書評が掲載されました。評者は瀧津伸先生(福岡県立高等学校)です。「独ソ戦の中でユダヤ人排斥・追放がホロコーストへと急進化していく過程」

『アウシュヴィッツへの道』の書評が『国際武器移転史』に掲載されました

『国際武器移転史』第15号(明治大学国際武器移転史研究所編/2023年1月)に、永岑三千輝著『アウシュヴィッツへの道―ホロコーストはなぜ、いつから、どこで、どのように』の書評が掲載されました。評者は木畑和子先生(成城大学)です。「戦時期におけるユダヤ人迫害・殺戮の主体・行動と論理に関する実証的研究がこれまでほとんどされてきていないという状態に一石を投じる」

『ファッションとテクノロジー』の著者・長谷部寿女士先生のインタビュー記事が「Fashion Tech News」に掲載されました

「Fashion Tech News」に『ファッションとテクノロジー ―英国ヴィクトリア朝ミドルクラスの衣生活の変容』著者・長谷部寿女士先生のインタビュー記事が掲載されました。
詳細は以下リンクよりご覧になれます。
◆Fashion Tech Newsウェブサイト「服飾の歴史から学ぶファッションとテクノロジーの未来」

『フォビアがいっぱい』の書評が『神奈川新聞』に掲載されました

『神奈川新聞』(2023年1月29日)に、高山陽子編『フォビアがいっぱい――多文化共生社会を生きるために』の書評が掲載されました。評者は太田有紀さん(神奈川新聞)です。「「多様性が尊重される社会」の実現のためには日常の中の違和感や危機感を放置せず、意識化することが大切だと教えてくれる」

『嗜好品から見える社会』の書評が『文化人類学研究』に掲載されました

『文化人類学研究』第 23 巻(2022年12月)に、大坪玲子・谷憲一編『嗜好品から見える社会』の書評が掲載されました。評者は海老澤先生(早稲田大学)です。「これまで国家や政治と切り離されて語られてきた嗜好品が、実は国家や政治と深く関係してきた/していることがまざまざと感じられる一冊

『病いと薬のコスモロジー』の書評が『文化人類学研究』に掲載されました

『文化人類学研究』第 23 巻(2022年12月)に、長岡慶著『病と薬のコスモロジー――ヒマーラヤ東部タワンにおけるチベット医学、憑依、妖術の民族誌』の書評が掲載されました。評者は津村文彦先生(名城大学)です。「チベット医学の現在的状況を医療実践から丹念に記述し、そこに生きる人々の身体と世界のつながりをありのままに描き出した本書は、現代の医療人類学的研究の一つの優れた到達点を示している