<民俗学的日本文化論!>
鈴虫・蝉・胡蝶……虫に心情を託して歌を読んだいにしえの人の心は、どこにあったのか。『万葉集』『源氏物語』を中心に古典文学に登場する虫の分析から、日本人の心象に迫る!

・目次・
日本の民俗文化と「虫」
古典文学の「蟷螂」
王朝文学と「蜂」
古典文学の「蜘蛛」
古典文学と「蚕」
「空蝉」考
「胡蝶」考
「蛍」 考
「鈴虫」考
「蜻蛉」考
「虫」曼荼羅
――古典に見る日本人の心象




岩下均(いわした・ひとし)
國學院大学文学部文学科卒業。その後、同大学大学院文学研究科日本文学専攻博士課程単位取得。文学修士。現在、目白大学人間社会学部教授。
共著に『日本文学史』(桜楓社、1975年)、共編に『吉野祭りと伝承』(桜楓社、1990年)など。

 

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岩下均

2004年4月

ISBN
4861100046

定価
(2800円+税)

四六判
300頁





子供のころは、夏休みといえば昆虫採集が一番の楽しみだったのに、いつの間にか虫は「触るどころか、見るのも嫌!」な存在に変わってしまった――そんな人、多いのではないでしょうか。かくいうぼくも例にもれず、虫に対するかつての愛情を失ってしまいました。
本書に登場する虫たちは、じつにいろいろな表情を見せてくれます。編集しながらしきりに「へぇ、そうなんだぁ」とつぶやいた。著者の岩下先生の博識に驚くとともに、「虫」に心情を託したかつての日本人の感性に感動。虫に対する見方が、少し変わりました。
民俗学的にも価値ある本書、手に取ればきっと新しい発見があります。ぜひご一読を。 (田顔)






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