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こころに花を――
悩めるあなたに元気と笑顔を贈るエッセイ集。寂しいとき、つらいとき、そっと開いてみよう。心が癒され、いつの間にかイキイキしてくる珠玉の絵&文章(切り取って使えるカラー絵詞カード付)。
<目次>
・春まで待てばみんな芽が出る
・日のあたるところはつかれます
・ひらがな人生
・ことばはひとがら
・やさしいこだまはやさしくかえる
・ユーモアはいつも花
(一部抜粋)


古市久子(ふるいち・ひさこ)
1943年、滋賀県蒲生郡日野町生まれ。奈良女子大学文学部卒、京都大学大学院教育学研究科修士課程修了。現在、大阪教育大学教授(専門は幼児教育学「表現」)前京都府八幡市教育委員長。
著書に『身体表現―保育者養成のためのテキスト』(北大路書房、1998年)、『ライフ・コンチェルト』(東方出版、1990年)ほか。
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絵と言葉を一枚の絵葉書のように書き続けて5年。毛筆の文字はすべて、利き手でない左手で書いたものだ。
毎日出勤前に、写経みたいなことをしていたぺちゃこ(久子)先生は、ある日、怪我で右手が使えなくなってしまった。それでも字は書きたい。左手で筆を握ってみると、左手書きの文字はなかなか面白く、自分そのものを表現しているよう! 怪我の功名とはこのこと?
そんなぺちゃこ先生は今日もメッセージを送りつづける。苦しんでいる友人へ。悩めるあなたへ…。
ぺちゃこ先生のメッセージは、耳新しいものではないかもしれない。しかし、ささくれた心に響くのは、美辞麗句ではなく素朴な言葉だ。なにげない一言が傷を癒し、明日の元気の素となる。
ぺちゃこ先生からのメッセージカードを心待ちにしている人、ぺちゃこカードの存在をまだ知らない人のために、絵言葉カード&エッセイをていねいにラッピング(装丁・レイアウト:春風社装丁室・萩原)。どなたかへプレゼントしてみては。
(武家屋敷ノブコ)


『情報新聞ヒノメイト』
心のことば絵に添えて
(2004.09.19)
日野町で生まれ育ち、現在は大阪教育大学で教授として活躍する古市久子さんがこのたび、悩める友人たちへ送り続けてきた心のメッセージを集め、エッセイ『あしたのあなたへ』を出版した。
古市さんは、1992年から京都市教育委員、2000年から同市教育委員長を務め、今年7月に退任。これを機に、これまで温め続けてきたメッセージの数々を一冊の書にまとめた。
厳選された48点のメッセージはすべて、古市さん自身が、仕事や人生において悩みを抱え行き詰まった友人たちに向けて、励ましや心和らぐ言葉を毛筆でつづったものに、庭を彩る季節の花々の絵を添えて贈ったもの。作品一つ一つのその筆のタッチは、繊細かつ柔らかで、えも言われぬ風情が漂っており、メッセージも「やさしいこだまはやさしくかえる」や「でこぼこ道は退屈しない」など古市さんの優しく心情あふれることばがリズム良く並んでいる。
メッセージにはそれぞれエピソードもついており、ページを進むとその日の気分で、読む人の心にぐっと迫る暖かく的を射たことばが見つかる。
また、メッセージが名刺サイズのカードになっており、切り離して使えるようになっている。より多くの人々へ古市さんのことばのプレゼントが広がっていき、今後様々な場面で様々な人の心をいやしてくれるだろう。
『読売新聞』
(2004.09.19)
悩みを抱える同僚や友人、教え子を励ますため、幼児教育を研究する古市久子・大阪教育大学教授(61)(八幡市)が、5年前から送り始めた絵手紙48枚をカラーで紹介している。
色鉛筆で描いたのは、チョウセンアサガオやオンシジウムなど身近に咲くかれんな草花。卒論がはかどらない学生に「どんな一歩でもいい 始めさえすれば」。一向に役職が上がらないとこぼす知人には「そのうち風が吹きます」。1枚ごとに相手を思いながら文章を添えた。
「思ったことをそのまま体の外に出そう」というのが持論。「本を通して少しでも笑顔が増え、元気に過ごしてもらえば」と古市さんは願っている。
『京都新聞』
友への励まし 珠玉の言葉で――
仕事、人生の悩み和らげる
(2004.08.23)
八幡市の前教育委員長で大阪教育大教授の古市久子さん(61)=同市男山=が、悩む同僚や友人たちを勇気づけるために送り続けてきた手作りのメッセージカードを集め、エッセー「あしたのあなたへ」をこのほど出版した。
古市さんは五年前、悩みを抱える友人を何とか元気づけようと、思い浮かんだ言葉を毛筆でつづり、季節の花々の絵を添えたはがきを送った。友人から「気持ちが楽になった」と感謝され、以来、仕事や人生に悩む周囲の人にさまざまな言葉を送ってきた。
1992年から市教育委員、2000年から市教育委員長を務めてきたが、今年7月に退任。これに合わせて、積み上げてきたメッセージの中から48点を選び、「お世話になった方への感謝を込めて」一冊の本にまとめた。
エッセーには、シンビジウムやヒルガオなど鮮やかな花の絵とともに「そのうち風が吹きます」「やさしいこだまはやさしくかえる」など優しくリズムのある言葉が並んでいる。友人たちとのエピソードも紹介している。古市さんは「生まれた言葉は自分へのメッセージでもある」といい、「大人も悩むが、それを解決するプロセスが大切。その生き方を子どもたちに見せることこそが教育の役割だと思う」と話している。
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