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いかなる肖像も許さず、ひたすらキリスト教の道を履み、明治・大正人に静かに、圧倒的に深い影響を与えた新井奥邃の著作を新編集で送る。
現存の原稿類を参照し、奥邃の手になる元版を忠実に再現。読みやすさも配慮して新字体で組んだ。『奥邃広録』を超える原典による決定版!
嗚呼、殺也。殺也。殺也。今の文明は殺也。美を殺し、善を殺し、人を殺し、其肉を殺し、霊を殺し、基督耶蘓を殺す。此れ人間耶、此れにして人間ならば、人間は人に非ざる也。人に非ざるの人間を以て焉ぞ和平を天下に望まんや。五洲今皆非也。皆危嶮にして苦痛。此の間に於て、此の人間を以て、仮令一二邦国の共同して己の安全を図らんと欲するも、万々能くすべからざるは自明也。
1916年(大正5)の「自読低階」より
静間読/進小録/再言録/再復言/不求是求/自読低階
第六巻月報
竹内敏晴
小松裕
高橋和夫
中条省平


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