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「給与詐欺」「口利き」「名義貸し」…。国会はいま、秘書が絡んだ不正疑惑に揺れている。秘書というだけでダーティーなイメージがつきまとう。しかし、国民のためにという強い信念をもって活動する政治家もいる。高い志を心に秘めた秘書も大勢いる。
本書が国民の政治不信を取り除くための一助になればと、ひとりの男が立ちあがった。若き学生秘書の笑い満載の実録。国会議員のヒミツ(!)、教えます。
●銀座のクラブのおねえさんが議員秘書!?
●失業したのになぜ万歳?
●政治資金パーティーはやめられない
●赤絨毯に寝転びたい
●国会議員の生活資金はサラリーマン並?
●議員バッジは通行証


丹羽・文生(にわ・ふみお)
1979年生まれ。現在、国士舘大学大学院政治学研究科政治学専攻修士課程に在籍するかたわら、選挙区(東京都第十六区)担当の秘書として、お茶くみ、掃除、肩もみなどの雑務はもちろん、政策調査、選挙活動にも精力的に取り組む。
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政界のジャニーズ、丹羽文生君の日々奮闘努力ドキュメント。ボク三浦は、『ごめワタ秘書』出版記念パーティーで熱弁をふるう丹羽君に思わず涙してしまった。こんなに熱い若者がまだこの日本にいたのかと。(三)


月刊「公論」
(2003年2月号)
他ならぬ前首相・森喜朗を生んだ石川県から、半世紀ぶりに実にユニークな人材が出てきた。
本書の著者である丹羽文生だ。
国士舘大学大学院に席を置く学生ながら、民主党代議士として永田町や地元選挙区を東奔西走する彼が、日々の政界、秘書体験を克明に描いたドキュメンタリーである。
一読して気づくのは、軽快な文体である。活字離れの今どきの著者が、なぜこれだけの文章が書けるのか。理由は実に明快で、丹羽は毎週更新される議員の国政報告HPを二年間にわたって書き続けているのだ。
議員バッジを維持するため、選挙区の後援者にはコメツキバッタのごとく奉仕をし、国会では必死に存在感をアピールすることに余念がないことは与野党議員に区別はない。そんな議員を陰で支えるのが秘書である。オヤジのためにひたすら働く秘書諸氏と違い、学生秘書・丹羽は誰よりも熱心に仕事に取り組みつつも、常に第三者的視点を忘れない。そこが本書のユニークな点である。政治の現場入門書として読んでみても楽しいが、「こういう若者がいるということは、まだまだ日本も捨てたものではない」と納得してしまった。
丹羽の成長ぶりが楽しみである。
アサヒタウンズ
「学生秘書が見た永田町政治」
(2003年2月1日)
丹羽さんは石川県出身。曽祖父と祖父が町長を務め、子どもの頃から政治に関心があった。現在は国士舘大学大学院政治研究科修士1年に在学し、政治倫理、政治哲学などを学ぶ。
政治理念に共感した衆議院議員・中津川博郷さん(53=民主党=東京比例区)の事務所に飛び込んだのは、00年11月。「現場で生の政治を勉強して来い」と、指導する同大客員教授・下條美智彦さんが勧めたからだ。依頼2人いる私設秘書の1人として、電話番やお茶くみなどの雑用、後援会のイベントやパーティーの準備、代議士のスケジュール管理、週1回発行する国会活動レポートの執筆などで議員活動を支えている。「最初に会った時は、如才ない今時の若者だと思ったが、だんだんスルメのように味が出てきたね」と中津川議員。
本は通勤電車の中で構想を練り、執筆期間は2カ月。簡単なものでも「難しい問題ですがやってみます」と答えて恩を売る陳情処理、宴会ではお酌にカラオケとホストばりの活躍など、丹羽さんの日々の健闘ぶりを赤裸々に伝え、第三者の目で見た永田町政治の様子がユーモアたっぷりに描かれている。
月刊『政界』ポリティコ
「今月のおすすめ Book Menu」
(2003年1月)
大学院で政治学を学びながら政治家を志している国会議員学生秘書の著者が、「汗水流してがんばる」努力と根性の秘書生活を暴露する。
実体験を踏まえたリアルな政治世界をわかりやすく描く爆笑ドキュメント。
月刊「民主」
(2002年12月15日)
「大胆な行動力、溢れる情熱、猛烈な勉強ぶりには眼を見張るものがある」と、中津川博郷衆議院議員が太鼓判を押す学生秘書・丹羽文生さんの著書。「バラエティあふれる秘書活動」「イメージと違う国会議員の生活」「国会のオキテ?」「選挙は血を流さない戦争」「永田町の常識!?」といった章タイトルが示すように、大学3年のときから中津川事務所で秘書として働くなかで感じた体験が学生ならではのユニークな視点で語られている。
神奈川新聞「かながわの本」
(2002年12月2日)
大学院で政治学を専攻しながら、国会議員の私設秘書を務める著者が、表舞台に登場しない代議士秘書の仕事、そこでの苦労話や失敗談、国会議員の素顔などを実体験をもとに赤裸々につづったのが、この本(春風社=横浜市西区=発行)である。
電話やお茶くみなどの雑用から、後援会のイベントやパーティーの準備、そのための案内状の宛名書き、代議士のスケジュール管理、会合の代理出席、陳情処理、週一回発行する国会活動リポートや委員会質問の原稿作成まで、代議士がひのき舞台で脚光を浴びるよう裏方に徹するバラエティー豊かな秘書活動を、てらいのない文体と中身の濃い具体的な事例に基づいて解説している。
なかでも、五ページにわたる「ある日」の起床から就寝までの「秘書の一日」の行動からは、学業に励みながら、政治の街・永田町に夢と志を抱き、秘書業もこなす若者の熱い姿が浮き彫りにされ、読み手も勇気づけられる。
著者は町長を務めた祖父の影響を受け、幼少のころから政治に強い関心を持ち始めたという。「国会乱闘における与野党の戦略」「選挙期間中の誹謗中傷合戦」「政治資金パーティーはやめられない」など、きれいごとではいかない政治の表裏が、軽妙な語り口で生き生きと描かれている。
朝日新聞石川版
(2002年11月22日)
国会議員の秘書を務める学生が政治家と自身の赤裸々な日常をつづる。著者は高松町出身。曽祖父と祖父が同町の町長を務め、子どもの頃から政治に関心があった。大学院に在籍しながら、民主党の中津川博郷衆院議員の私設秘書をしている。
陳情処理の合言葉は「殺人以外は全部引き受ける」。簡単なものでも「難しいがやってみます」と答えて恩を売り、票にする。助成後援者との宴会ではカラオケのデュエットで機嫌を取る。
秘書をやるのは勉強のため、自分のためと言いながら、代議士が初めての代表質問に立った姿には素直に感動する。冷静な観察眼と政治への情熱、そして思わず笑ってしまうエピソード満載で一気に読ませる。
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