グレート・フィールド年代記

  • マグナス・ミルズ(著)、戸丸優作(訳)/2026年1月
  • 3000円(本体)/四六判上製230頁
  • 装丁:日高早苗

〈大広場〉の勢力の均衡が徐々に崩れてゆく…。
〈大広場〉(グレート・フィールド)と呼ばれる草原を訪れた語り手兼主人公「僕」を通して、そこに到着した様々な人々の出会いと事件を語った中編小説。入れ替わり立ち替わりやってくる諸集団に翻弄された「僕」を含むキャンプ場の住人たちの趨勢を描いた寓話的物語。
(ISBN 9784868160854)

目次|Contents

グレート・フィールド年代記
訳者あとがき

著訳者|Author and Translator

【著者】
マグナス・ミルズ(Magnus Mills)

1945年バーミンガムに生まれ、フェンス職人やバスの運転手などの仕事をして、小説を書いた。1998年にブッカー賞最終候補に残った第一作The Restraint of Beasts(1998)はトマス・ピンチョンが激賞したと言われている。その後もコンスタントに作品を描き続けており、作者自身のキャリアを反映した現代イギリスにおける労働についての物語、イギリスの歴史的状況にコミットしたファンタジー、どこか分からない砂だらけの場所でブリキの家に住む男の話、パブの裏部屋を借りてレコードを聴くクラブの物語まで、様々な小説を書いている。これまでに翻訳された長編として、『フェンス』(たいらかずひと訳、DHC、2000)、『オリエント急行戦線異常なし』(風間賢二訳、DHC、2003)、『鑑識レコード倶楽部』(柴田元幸訳、アルテスパブリッシング、2022)がある。
【訳者】
戸丸優作(とまる・ゆうさく)
1980年福岡県北九州市生まれ。江戸川大学講師。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。専門は英語圏文学・仏語圏文学。

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