博士論文募集のポスターを作成しました〔再掲〕

無限の声を――博士論文の書籍化について

テーマをえらび思索を重ね、論文を執筆、審査をとおって初めて学位が授与されます。テーマには書き手の体験と声が眠っている。学位を取得した博論は、土に蒔かれた種にも似て。よき土の中で殻が破れ、根を出し、発芽の手伝いを編集者はする。一冊の本が上梓される。地上に芽を出し、初めて、これはアサガオ、これはカラマツと。体験はひらき声を発する。成長し、次なる時代への種を宿し。生涯つづく研究の始まり。文章との対話に学び、学術書の出版を手がけて20年。高邁と崇高を指し示し、未来をひらく学問の営みに謙虚でありたいと願います。

 

当社代表の三浦衛によるブログ「よもやま日記」の以下ページもご覧ください。

博論の書籍化について

以下の画像をクリックしていただくと、原寸大のポスターが表示されます。

 

 

 

 

 

『デジタル化時代のジェンダー平等』が『ニューズレターGem』で紹介されました

立教大学ジェンダーフォーラム『ニューズレターGem』Vol. 49/2023年10月号で、佐野敦子著『デジタル化時代のジェンダー平等―メルケルが拓いた未来の社会デザイン』が紹介されました。「ジェンダー平等の実現は、人権と民主主義の体現」

■ニューズレター全文は、下記の同大学・ジェンダーフォーラム>刊行物よりご覧になれます。
[https://www.rikkyo.ac.jp/research/institute/gender/]

『日本語教師の省察的実践』の書評が『異文化間教育』に掲載されました

『異文化間教育』第58号(異文化間教育学会編/2023年8月)に、香月裕介著『日本語教師の省察的実践―語りの現象学的分析とその記述を読む経験』の書評が掲載されました。評者は大舩ちさと先生(国際交流基金ロンドン日本文化センター)です。「実践者の意識しないレベルの知を描き出すことにとどまらず、その記述を読む行為が読み手にどのような影響を与えるのかに注目し、読後の省察の語りを丁寧に解釈し記述した点で意義がある」

『言語教師教育論』の書評が『異文化間教育』に掲載されました

『異文化間教育』第58号(異文化間教育学会編/2023年8月)で、B・クマラヴァディヴェル著/南浦涼介、瀬尾匡輝、田嶋美砂子訳『言語教師教育論―境界なき時代の「知る・分析する・認識する・為す・見る」教師』が紹介されました。「省察という文脈知が強調される一方で、教員養成や研修の体系は学問体系知が網羅的に示されるように、双方の知は分離したままであることもまた多い。……こうした教師の文脈依存的な成長を促すためには、いかなる知をいかなる行為と結びつけていくかという視点から言語教師教育の知を再体系化」

 

『あいまい化する〈当事者〉たち』の書評が『図書新聞』に紹介されました

『図書新聞』2023年9月23日号に、柳姃希著『あいまい化する〈当事者〉たち―韓国セクシュアル・マイノリティ運動から考えるコミュニティの未来の書評が掲載されました。評者は福永玄弥先生(東京大学)です。「本書をきっかけに韓国を対象としたクィア・スタディーズが日本でも盛んになることを期待する」

『都市を観る』の書評が『日本都市社会学年報』に掲載されました

『日本都市社会学年報』第41号(日本都市社会学会編/2023年9月)に、浅川達人著『都市を観る―社会地図で可視化した都市社会の構造』の書評が掲載されました。評者は西村雄郎先生(広島大学)です。「社会空間構造分析は、地域社会、都市社会分析に有用な方法である。とすれば、この方法を適用するための前提的な議論を深める必要がある」

『新先蹤録』が『秋田魁新報』で紹介されました/弊社代表・三浦の寄稿記事が併載されました

『秋田魁新報』2023年8月30日号で『新先蹤録―秋田高校を飛び立った俊英たち』が紹介されました。「親近感をもって読んでもらおうと現役で活躍する人材にまで対象を広げた」
また、弊社代表・三浦衛の寄稿記事「内と外との美しい調和」が併載されました。

◆秋田魁新報電子版ウェブサイトは下記よりご覧になれます。
https://www.sakigake.jp/