博士論文募集のポスターを作成しました〔再掲〕

無限の声を――博士論文の書籍化について

テーマをえらび思索を重ね、論文を執筆、審査をとおって初めて学位が授与されます。テーマには書き手の体験と声が眠っている。学位を取得した博論は、土に蒔かれた種にも似て。よき土の中で殻が破れ、根を出し、発芽の手伝いを編集者はする。一冊の本が上梓される。地上に芽を出し、初めて、これはアサガオ、これはカラマツと。体験はひらき声を発する。成長し、次なる時代への種を宿し。生涯つづく研究の始まり。文章との対話に学び、学術書の出版を手がけて20年。高邁と崇高を指し示し、未来をひらく学問の営みに謙虚でありたいと願います。

 

当社代表の三浦衛によるブログ「よもやま日記」の以下ページもご覧ください。

博論の書籍化について

以下の画像をクリックしていただくと、原寸大のポスターが表示されます。

 

 

 

 

 

『越境する歌舞伎』の書評が『日本経済新聞』に掲載されました

『日本経済新聞』2025年4月19日号に、浅野久枝著『越境する歌舞伎―戦前・戦後の小芝居と女役者』の書評が掲載されました。評者は矢内賢二先生(明治大学)です。「民俗学者ならではの手際がよく発揮されていて、本書もまた研究につきものの窮屈な枠組みを軽々と「越境」している」。

GW休業のお知らせ

下記の期間を休業とさせていただきます。
よろしくお願い申し上げます。

2025年4月26日(土)~5月6日(火)

『イギリス湖水地方』が『同志社時報』で紹介されました

『同志社時報』No. 159(学校法人同志社/2025年4月)に、臼井雅美著『イギリス湖水地方―ピーターラビットのガーデンフラワー日記』の著者による図書紹介が掲載されました。「本書は、「春の囁きに誘われて」、「初夏から夏へ、光との共演」、「秋のそよ風に揺れて」、「冬から春に向けて」と題した四章のもとに、四五種の花々を紹介している」

『外国人労働者としての難民』の書評が『オーストラリア研究』に掲載されました

『オーストラリア研究』2025年38巻に、小野塚和人著『外国人労働者としての難民―オーストラリアの農村部における難民認定者の受け入れ策と定住支援策』の書評が掲載されました。評者は飯笹佐代子先生(青山学院大学)です。「その意欲的な仕事は、学術研究としての貢献にとどまらず、日本社会が難民・外国人の定住支援策を講じる際にも豊富な示唆を与えてくれるだろう」