『教育哲学研究』第126号/2022年11月に、宮川幸奈著『自律を目指す教育とは何か―自然主義的な教育哲学の試み』の書評が掲載されました。評者は小山裕樹先生(聖心女子大学)です。「自律と他律をめぐる従来とは「別の跳躍」が見出され……そのための大人による働きかけがどのように作用しているのか」
『教育哲学研究』第126号/2022年11月に、冨澤美千子著『野村芳兵衛の教育思想―往相・還相としての「生命信順」と「仲間作り」』の書評が掲載されました。評者は山田直之先生(関西大学)です。「生活の現実から生まれた実感のある概念に立脚し、教育の構想を創造してゆくことは、これからも重要な課題であり続ける」
『教育哲学研究』第126号/2022年11月に、安喰勇平著『レヴィナスと教育学―他者をめぐる教育学の語りを問い直す』の書評が掲載されました。評者は福若眞人先生(甲子園大学)です。「〈他者〉をめぐる語りが語り示されることで、読者である私たち自身にとっての〈他者〉への方向性を確認し続ける」
『終わりの風景―英語圏文学における終末表象』(辻󠄀和彦・平塚博子・岸野英美 編)電子版を配信開始しました。電子書籍は Amazon Kindle、紀伊國屋書店kinoppy、楽天Kobo、Google Play などの各書店でお求めになれます。
『日本近代文学』第107集(日本近代文学会編、2022年11月)に、永井聖剛著『自然と人生とのあいだ―自然主義文学の生態学』の書評が掲載されました。評者は光石亜由美先生(奈良大学)です。「自己規律化された近代的主体という〈大きな物語〉に対して、「自然としての人生」を核とする自然主義的な思考を「別の自己物語(オルタナティブ・ストーリー)」として対置させようとしている」
『日本農業新聞』2022年11月20日号に、小川真如著『現代日本農業論考―存在と当為、日本の農業経済学の科学性、農業経済学への人間科学の導入、食料自給力指標の罠、飼料用米問題、条件不利地域論の欠陥、そして湿田問題』の自著紹介が掲載されました。「相互理解育む方法を提案」
◆日本農業新聞ウェブサイト:https://www.agrinews.co.jp/
『真正の学び/学力―質の高い知をめぐる学校再建』(フレッド・M・ニューマン 著/渡部竜也、堀田諭 訳)電子版を配信開始しました。電子書籍は Amazon Kindle、紀伊國屋書店kinoppy、楽天Kobo、Google Play などの各書店でお求めになれます。
『社会教育学研究』第58巻(日本社会教育学会編/2022年6月)に、小川史著『一九四〇年代素人演劇史論―表現活動の教育的意義』の書評が掲載されました。評者は新藤浩伸先生(東京大学)です。「戦時下の活動の断罪に傾きがちとなる戦時文化の研究にあって、本書は当時の史料以上の評価には禁欲的である……当時の活動が後世に遺したものを直視する点において、本書は優れている」
◆日本社会教育学会>日本社会教育学会ジャーナル『社会教育学研究』>第58巻目次
https://www.jssace.jp/publication
◆書評は下記J-STAGEでもご覧になれます。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jssace/58/0/58_131/_article/-char/ja/