尾辻恵美・熊谷由理・佐藤慎司・編『ともに生きるためにーウェルフェア・リングイスティクスと生態学の視点からみることばの教育』2刷が出来しました。
『アロエ』(キャサリン・マンスフィールド 著、宗洋 訳)電子版を配信開始しました。電子書籍は Amazon Kindle、楽天Kobo、Google Play などの各書店でお求めになれます。
立教大学ジェンダーフォーラム『ニューズレターGem』Vol. 49/2023年10月号で、佐野敦子著『デジタル化時代のジェンダー平等―メルケルが拓いた未来の社会デザイン』が紹介されました。「ジェンダー平等の実現は、人権と民主主義の体現」
■ニューズレター全文は、下記の同大学・ジェンダーフォーラム>刊行物よりご覧になれます。
[https://www.rikkyo.ac.jp/research/institute/gender/]
『異文化間教育』第58号(異文化間教育学会編/2023年8月)に、香月裕介著『日本語教師の省察的実践―語りの現象学的分析とその記述を読む経験』の書評が掲載されました。評者は大舩ちさと先生(国際交流基金ロンドン日本文化センター)です。「実践者の意識しないレベルの知を描き出すことにとどまらず、その記述を読む行為が読み手にどのような影響を与えるのかに注目し、読後の省察の語りを丁寧に解釈し記述した点で意義がある」
『異文化間教育』第58号(異文化間教育学会編/2023年8月)で、B・クマラヴァディヴェル著/南浦涼介、瀬尾匡輝、田嶋美砂子訳『言語教師教育論―境界なき時代の「知る・分析する・認識する・為す・見る」教師』が紹介されました。「省察という文脈知が強調される一方で、教員養成や研修の体系は学問体系知が網羅的に示されるように、双方の知は分離したままであることもまた多い。……こうした教師の文脈依存的な成長を促すためには、いかなる知をいかなる行為と結びつけていくかという視点から言語教師教育の知を再体系化」
『mr partner』No. 381(2023年9月)で、辻󠄀和彦・平塚博子・岸野英美編『終わりの風景―英語圏文学における終末表象』が紹介されました。「様々な「終末」モチーフを最新の研究によって論考する……文学研究の醍醐味と言える「最新の研究成果」は実に刺激的」
『図書新聞』2023年9月23日号に、柳姃希著『あいまい化する〈当事者〉たち―韓国セクシュアル・マイノリティ運動から考えるコミュニティの未来』の書評が掲載されました。評者は福永玄弥先生(東京大学)です。「本書をきっかけに韓国を対象としたクィア・スタディーズが日本でも盛んになることを期待する」
『日本都市社会学年報』第41号(日本都市社会学会編/2023年9月)に、浅川達人著『都市を観る―社会地図で可視化した都市社会の構造』の書評が掲載されました。評者は西村雄郎先生(広島大学)です。「社会空間構造分析は、地域社会、都市社会分析に有用な方法である。とすれば、この方法を適用するための前提的な議論を深める必要がある」