『プルーフロックの世界』の書評が『英文学研究』に掲載されました

『英文学研究』Vol. 99(日本英文学会編/2022年12月)に、遠藤光著『プルーフロックの世界―T.S.エリオットの限りなく悩めるもの』が掲載されました。評者は三宅昭良先生(東京都立大学)です。「エリオットはプルーフロックその他の仮面をとおして、都会の裏面にうごめく虐げられた人々に対する「限りない」愛を訴えている」

『モダニズムの胃袋』の書評が『英文学研究』に掲載されました

『英文学研究』Vol. 99に、大西祥惠著『モダニズムの胃袋―ヴァージニア・ウルフと同時代の小説における食の表象』が掲載されました。評者は川崎明子先生(駒澤大学)です。「材料から食べ物を作ることは、素材から文学作品を創作することと、ある程度通じるはずである」

『めぐりあうテクストたち』の書評が『英文学研究』に掲載されました

『英文学研究』Vol. 99(日本英文学会編/2022年12月)に、惣谷美智子・岩上はる子編『めぐりあうテクストたち―ブロンテ文学の遺産と影響』が掲載されました。評者は侘美真理先生(東京藝術大学)です。「「元テクスト」と新たなテクストの関係性は、オマージュ、パロディ、批判、破壊など様々」

『一九四〇年代素人演劇史論』の書評が『演劇学論集』に掲載されました

『演劇学論集』第75号(日本演劇学会編/2022年)に、小川史著『一九四〇年代素人演劇史論―表現活動の教育的意義』の書評が掲載されました。評者は畑中小百合先生(大阪大学)です。「「内発性」に、演劇のもつ真の教育的意味と可能性を見出しているのである。それは、人びとが自身の抱え持つ表現への欲求と真摯に向き合い、それにふさわしい言葉を獲得する過程であり、さらにはそれを表現することで社会と対峙する過程でもある」

『憲法上のポピュリズム宣言』の書評が『図書新聞』に掲載されました

『図書新聞』第3573号/2023年1月1日号に、池端忠司著『憲法上のポピュリズム宣言―「ここでは人々が支配する」』の書評が掲載されました。評者は木下智史先生(関西大学)です。「「ポピュリズム立憲主義」の先駆けとなった著作 既存の憲法学のありように挑戦を試みた「論争の書」」

『自律を目指す教育とは何か』の書評が『教育哲学研究』に掲載されました

『教育哲学研究』第126号/2022年11月に、宮川幸奈著『自律を目指す教育とは何か―自然主義的な教育哲学の試み』の書評が掲載されました。評者は小山裕樹先生(聖心女子大学)です。「自律と他律をめぐる従来とは「別の跳躍」が見出され……そのための大人による働きかけがどのように作用しているのか」

『野村芳兵衛の教育思想』の書評が『教育哲学研究』に掲載されました

『教育哲学研究』第126号/2022年11月に、冨澤美千子著『野村芳兵衛の教育思想―往相・還相としての「生命信順」と「仲間作り」』の書評が掲載されました。評者は山田直之先生(関西大学)です。「生活の現実から生まれた実感のある概念に立脚し、教育の構想を創造してゆくことは、これからも重要な課題であり続ける」

『レヴィナスと教育学』の書評が『教育哲学研究』に掲載されました

『教育哲学研究』第126号/2022年11月に、安喰勇平著『レヴィナスと教育学―他者をめぐる教育学の語りを問い直す』の書評が掲載されました。評者は福若眞人先生(甲子園大学)です。「〈他者〉をめぐる語りが語り示されることで、読者である私たち自身にとっての〈他者〉への方向性を確認し続ける」