『女子サッカー選手のエスノグラフィー』の書評が『スポーツとジェンダー研究』に掲載されました

『スポーツとジェンダー研究』第22号(2024年3月20日/日本スポーツとジェンダー学会)に、申恩真著『女子サッカー選手のエスノグラフィー―不安定な競技実践形態を生きる』の書評が掲載されました。評者は前田博子先生(元・鹿屋体育大学)です。「参与観察と選手へのインタビューによる情報を用いて、チームの現状や選手の姿を生き生きと描く」

『聞書集 聖霊はまことの息吹』の書評が『週刊読書人』に掲載されました

『週刊読書人』第3537号に、小野寺功著/三浦衛編『聞書集  聖霊はまことの息吹絶対無即絶対有のコスモロジー』の書評が掲載されました。評者は末松裕基先生(東京学芸大学)です。「各々の根の自覚を促し、矛盾に向き合いながらも誠実に生きる人への温かい励ましのメッセージ」

『オースティンとエリオット』の書評が『イギリス・ロマン派研究』に掲載されました

イギリス・ロマン派学会『イギリス・ロマン派研究』第48号(2024年3月)に、惣谷美智子・新野緑(編著)『オースティンとエリオットー〈深遠なる関係〉の謎を探る』の書評が掲載されました。評者は鈴木美津子先生(東北大学)です。「19世紀英国小説研究の新たな地平を拓く」

『黙想の鏡に映す イエス・キリストの祝福の生涯』の書評が『ピューリタニズム研究』に掲載されました

日本ピューリタニズム学会編『ピューリタニズム研究』第18号(2024年3月)に、ニコラス・ラヴ 著/田口まゆみ 訳『黙想の鏡に映す イエス・キリストの祝福の生涯』の書評が掲載されました。評者は田島卓先生(東北学院大学)です。「単に15世紀当時の英国キリスト教社会の実情を伝えるという意義を超えて、興味深い歴史的意義を持つようにも思われる」

 

『留学のための異文化トレーニング』の書評が『異文化間教育』に掲載されました

『異文化間教育』第59号(異文化間教育学会編)に、勝又恵理子著『留学のための異文化トレーニングー知る、共に学ぶ、実践するの書評が掲載されました。評者は岡村郁子先生(東京都立大学教授)です。「著者の…長年にわたる留学経験および帰国後の大学における留学相談の経験による知見に裏打ちされた、実用的な良書」

『アウター・ダーク』の書評が『図書新聞』に掲載されました

『図書新聞』第3635号/2024年4月13日号に、コーマック・マッカーシー著/山口和彦訳『アウター・ダークー外の闇』の書評が掲載されました。評者は小平慧氏(翻訳者/ライター)です。「人間の意識と無意識の構造を射抜く現代的な射程 貧しい人々の暮らしの描写は「生活感」にあふれている」

『戦間期チェコのモード記者 ミレナ・イェセンスカーの仕事』の書評が『インターカルチュラル』に掲載されました

『インターカルチュラル』22(日本国際文化学会年報)に、半田幸子著『戦間期チェコのモード記者 ミレナ・イェセンスカーの仕事—〈個〉が衣装をつくる』の書評が掲載されました。評者は葉柳和則先生(長崎大学)です。「本書が生み出したイェセンスカー研究の土台で、(中略)美学的・デザイン学的系譜の輪郭が浮かび上がるときが楽しみである」

『「よりどころ」の形成史』の書評が『インターカルチュラル』に掲載されました

『インターカルチュラル』22(日本国際文化学会年報)に、月野楓子著『「よりどころ」の形成史―アルゼンチンの沖縄移民社会と在亜沖縄県人連合会の設立』の書評が掲載されました。評者は目黒志帆美先生(東北大学)です。「本書は、個人の「よりどころ」へのまなざしを通じて文化間接触のダイナミズム解明に迫る研究であり、国際文化学における新たな視座をここにみることができる」

 

 

『日本の東アジア投資100年史』の書評が『経営史学』に掲載されました

『経営史学』第58巻第4号に金子文夫著『日本の東アジア投資100年史』の書評が掲載されました。評者は須長徳武先生(立教大学)です。「本書はマクロ統計と進出企業活動をバランス良く接合し、日本のアジア投資100年の時期的変化と特質を通史として描出した初めての研究成果である。各時期の的確な論点提示や先行研究に対する周到な目配りから、今後の研究進展に随伴する優れた水先案内となろう。」

 

『「新ドイツ派」の成立』の書評が『音楽学』に掲載されました

日本音楽学会『音楽学』第69巻2号(2023年)に、上山典子著『「新ドイツ派」の成立―リストと彼の仲間たちによる進歩的音楽集団』の書評が掲載されました。評者は稲田隆之先生(武蔵野音楽大学)です。「「新ドイツ派」概念がなぜどのようにして生まれ、その概念がどのように変化し、最終的にはリスト自身によって「新ドイツ派」の旗印の元にどのように集団が形成されていったのか」