『日本デューイ学会紀要』第62号(日本デューイ学会/2021年10月)に、ヘレン・M・ガンター著/末松裕基・生澤繁樹・橋本憲幸訳『教育のリーダーシップとハンナ・アーレント』の書評が掲載されました。評者は松下良平先生(武庫川女子大学)です。「アーレントの思想を手がかりにしながら、全体主義への「結晶化」に抵抗し、オルタナティブを提示するための思索を粘り強く展開する」
『図書新聞』第3554号/2022年8月6日号に、申恩真著『女子サッカー選手のエスノグラフィーー不安定な競技実践形態を生きる』の書評が掲載されました。評者は大勝志津穂先生(愛知東邦大学)です。「彼女たちが女性アスリートとして存在するために、チームや地域社会、組織・機関、職場などさまざまな環境の中にあるジェンダー構造と闘っていることを明らかにした」
『成蹊大学アジア太平洋研究センター(CAPS) Newsletter』(No. 154、2022年4月発行)にて、中村美帆著『文化的に生きる権利―文化政策研究からみた憲法第二十五条の可能性』を、川村陶子先生(成蹊大学教授)にご紹介いただきました。
「とりわけ近代日本においてドイツの文化(Kultur)や文化国家(Kulturstaat)概念が輸入され独自の発展を遂げていく過程の叙述は、文化概念をめぐる国際文化関係の歴史としてスリリングに読むことができる。」
『図書新聞』第3552号/2022年7月23日号に、冨永貴公著『分かちあう経験・守りあう尊厳―ラスキン・カレッジの一九七〇年代における労働者教育』の書評が掲載されました。評者は横山千晶先生(慶應義塾大学)です。「ラスキン会議を中心に据え、ラスキン・カレッジ、ヒストリー・ワークショップとの関係を跡付ける 「下からの歴史」観を独自のメソッドを通して発信していくヒストリー・ワークショップの原点」
『山陰中央新報』2022年7月4日号で、安喰勇平著『レヴィナスと教育学―他者をめぐる教育学の語りを問い直す』が紹介されました。「レヴィナスが90年代以降、教育学の世界にどう受け入れられたのか」
◆山陰中央新報デジタル:https://www.sanin-chuo.co.jp/articles/-/233075
『日本教育新聞』2022年6月27日号に、宮川幸奈著『自律を目指す教育とは何か―自然主義的な教育哲学の試み』の書評が掲載されました。評者は都筑学先生(中央大学)です。「他律との区別、どう見に付くのか探究」
書評は下記URLからもご覧になれます。
◆日本教育新聞ウェブサイト NIKKYO WEB:https://www.kyoiku-press.com/post-245785/
坂口真康著『「共生社会」と教育―南アフリカ共和国の学校における取り組みが示す可能性』が第32回日本比較教育学会平塚賞を受賞いたしました。
◆日本比較教育学会(The Japan Comparative Education Society)ウェブサイト:http://www.gakkai.ne.jp/jces/