赤い首輪

  • ジャン゠クリストフ・リュファン(著)、今野喜和人(訳)/2026年2月
  • 2500円(本体)/四六判並製156頁
  • 装丁:斉藤啓

ゴンクール賞受賞のベストセラー作家による傑作中編小説
フランス軍の元兵士モルラックは、第一次世界大戦での武功によって国家から勲章を受けたものの、ある事件を起こして逮捕され、地方の軍刑務所に留置されていた。刑務所の外ではモルラックの飼い犬がひっきりなしに吠え続けていた。
事件を解明すべく刑務所を訪れた判事がモルラック本人や関係者を調査する過程で、事件を起こした動機、そして犬の果たした役割が徐々に明らかになってゆく――。
(ISBN 9784868160625)

目次|Contents

赤い首輪
訳者あとがき

著訳者|Author and Translator

【著者】
ジャン=クリストフ・リュファン(Jean-Christophe Rufin)

1952年フランス生まれ。医師、作家。「国境なき医師団」創設時の主要メンバーであり、外国大使の経歴もある。1997年『太陽王の使者』でゴンクール処女長篇小説賞、2001年『ブラジルの赤』でゴンクール賞を受賞。その後も様々な国と時代を舞台にしたドラマチックな小説をコンスタントに執筆し、その多くがベストセラーになっている。2014年出版の本書『赤い首輪』はモーリス・ジュヌヴォワ賞を受賞し、映画化もされた(邦題『再会の夏』、2019年日本公開)。
【訳者】
今野喜和人(こんの・きわひと)
静岡大学名誉教授。東京大学人文科学研究科博士課程満期退学。博士(文学)。専門はフランス文化および比較文学文化。著書に『啓蒙の世紀の神秘思想―サン=マルタンとその時代』(東京大学出版会、2006年)、編著に『翻訳とアダプテーションの倫理―ジャンルとメディアを越えて』(春風社、2019年)、翻訳にサン=マルタン『クロコディル―18世紀パリを襲った怪物』(国書刊行会、2013年)、リュファン『永遠なるカミーノ―フランス人作家による〈もう一つの〉サンティアゴ巡礼記』(春風社、2020年)など。

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