明治のスウェーデンボルグ

奥邃・有礼・正造をつなぐもの

  • 瀬上正仁/2001年3月
  • 2857円(本体)/四六判・272頁

静かにスリリングに思想のドラマが始まる!日本近代史が見落としていた明治キリスト教秘史。スウェーデンボルグ神学は奥邃・有礼・正造へと受け継がれ、わが国近代の思想、教育、文化に深く浸透、明治期日本の根幹を培った。その水源を探り、次世代へと橋渡しする。
(ISBN 4921146284)

目次|indexs

第一章 新井奥邃の生涯
第二章 奥邃の思想とスウェーデンボルグ
第三章 新井奥邃と一九世紀アメリカの宗教界
第四章 新井奥邃のスウェーデンボルグ観
第五章 日本初代の文部大臣、森有礼
第六章 森有礼の宗教思想と新井奥邃
第七章 明治期のキリスト教と森有礼
第八章 田中正造と足尾銅山鉱毒事件
第九章 田中正造の宗教思想と新井奥邃
第十章 日本人の宗教意識とスウェーデンボルグ神学

著者|author

瀬上正仁(せのうえ・まさひと)
昭和29年宮城県塩釜市生まれ。現在、上杉にある宮城中央病院の副院長。高校時代から神道家の勝又正三師に師事し、師亡き後は「魚と水の会」を「愛光会」と改称して継承。医業のかたわら神道を主体とした東洋思想とスウェーデンボルグ神学との関連を調べている。JSA(日本スウェーデンボルグ協会)運営委員。

担当編集者から

仙台のハンサム外科医、里見浩太郎!瀬上先生初の書。本のおかげか、とみに患者さんが増えたとか。[-三浦-]

 

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