プラグマティクス・ワークショップ
身のまわりの言葉を語用論的に見る
- 田中典子/2006年5月
- 1800円(本体)/B5変型判並製・176頁
「外は雨」の真意は<買物に行きたくない>。話し手がどのように言葉を用い、聞き手がどのように理解(誤解)するか。何気ないふだんの言葉のやりとりにどんな「意味」が隠されているのかを考えることで会話のあり方を考察。
(ISBN 4861100739)
目次|indexes
・Greeting(挨拶)
・Communicative Competence(言語運用能力)
・What is Pragmatics?(語用論とは何か)
・Speech Acts(発話行為)
・Research 1. a speech act, apology(調査1:謝罪という発話行為)
・Politeness(1)(ポライトネス)
・Politeness(2)(ポライトネス)
・Research 2.Politeness in making a request(調査2:依頼の中のポライトネス)
・Cross-cultural pragmatics(異文化間語用論)
・Making the Title and Writing the Abstract(題をつけ、要旨を書く)
・Writing the Abstract in English(英語で要旨を書く)
・Preparing for a Presentation(発表の準備をする)
・Examples of Presenting a Reseaech Paper(研究論文の発表例)
・Giving a Presentation in English(英語で発表する)
・Writing a Research Paper(研究論文を書く)
APPENDIX(付録)
1. コース開始時のアンケート
2. コース概要
3. コース・スケジュール
4. プリゼンテーション準備の仕方
5. テキスト・プリゼンテーション評価表
6. ハンドアウトの作り方:1章を例に
7. プリゼンテーションに役立つ英語表現
8. リサーチ・プリゼンテーション評価表
9. 小論文チェック・ポイント
10. 小論文評価表
11. コース終了時のアンケート
著者|author
田中典子(たなか・のりこ)
明海大学教授。著書に『The Pragmatics of Uncertainty: Its Realisation and Interpretation in English and Japanese』(春風社)、訳書に『語用論入門―話し手と聞き手の相互交渉が生み出す意味』『異文化理解の語用論―理論と実践』(ともに共訳、研究社)など。