対話が世界を変える
聖エジディオ共同体
- アンドレア・リッカルディ(著)/千田和枝(訳)/2006年11月
- 1800円(本体)/四六判上製・296頁
1968年、現代社会で福音を実現するべく、ローマの高校生たちが創始した聖エジディオ共同体。「戦争はあらゆる貧困の母」として紛争に介入し、諸宗教間の対話をすすめる。70か国、5万人が参加するNGO活動の最前線を紹介する本書は、イタリア、フランス、中国など世界各国でベストセラーとなっている。
(ISBN 4861100925)
目次|indexs
第一章 ウンブリアからローマへ ひとつの道のり
第二章 永続的な共同体に向かって
第三章 貧困と平和のための戦いの中で
第四章 地中海とヨーロッパの間で
第五章 歴史、そして現在
著者|author
アンドレア・リッカルディ
1950年、ローマ生まれ。スラム街の子どもたちの勉強をみる高校生のボランティアから始まった「聖エジディオ共同体」の創設者。現在、ローマ大学歴史学教授。著書に『ローマは聖なる都市か?』など。