小林秀雄とウィトゲンシュタイン

  • 中村昇/2007年2月
  • 2500円(本体)/四六判上製・250頁

二人は同じ「場所」に立っていた―。ウィトゲンシュタインやデリダ、ベルクソンなどヨーロッパ思想を経由することで浮かびあがる、小林秀雄の知られざる核心。気鋭の哲学者が明かす、言語哲学者としての小林!
日本図書館協会選定図書
(ISBN 9784861101069)

目次|indexs

.0 はじめに
小林秀雄のいる場所

.1 小林の方法
.2 反覆可能性
.3 おっかさんという蛍
.4 文法による虚構
.5 美を求める心
.6 かたち、そして姿
.7 言葉は身体である
.8 感想
.9 空間
.10 イマージュ
.11 おわりに
ある一点

.1 延長なき一点
.2 わたし
.3 何かどうしても忘れられない一点
あとがき

著者|author

中村昇(なかむら・のぼる)
1958年生まれ。中央大学哲学科教授。丸山圭三郎(言語思想)、木田元(哲学者)に師事。著書に『いかにしてわたしは哲学にのめりこんだのか』(春秋社)、訳書にウィトゲンシュタイン『色彩について』(共訳、新書館)ほか。

 

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