エスノメソドロジーの可能性

社会学者の足跡をたどる

  • 椎野信雄/2007年4月
  • 4666円(本体)/A5判上製・368頁

ガーフィンケルの提唱した社会学の研究法、エスノメソドロジー。ミード、ジンメル、ゴフマンらの足跡をたどりつつ、その可能性を探る。
日本図書館協会選定図書
(ISBN 9784861101090)

目次|indexs

第1部 「知識」観をめぐって
第1章 科学の社会学研究
第2章 科学への社会学アプローチとエスノメソドロジー研究
第3章 科学的ワークの研究
第4章 エスノメソドロジーの科学研究
第2部 相互行為秩序はいかにして可能か
第5章 社会学の根本問題
第6章 ミードの社会心理学
第7章 ジンメルの形式社会学
第8章 ゴフマンの相互行為秩序論
第9章 シクレルのエスノメソドロジー再読
第10章 現象学的社会学とエスノメソドロジー
第11章 エスノメソドロジー研究の方針と方法
第3部 エスノメソドロジー研究入門
第12章 「遺伝子改造社会の論理と倫理」の概念分析
第13章 統計学入門のエスノメソドロジー研究入門
第14章 科学的ワークのエスノメソドロジー研究入門
第15章 会話分析とエスノメソドロジー研究のために

著者|author

椎野 信雄(しいの のぶお)
1953年 東京都生まれ。
1976年 一橋大学社会学部卒業。
1978年 東京大学大学院社会学研究科修士課程終了。
1986年 東京大学大学院社会学研究科博士課程単位修得満期退学。
その間1983年からニューヨーク州立大学(オールバニ校)大学院博士課程(社会学)にも在籍し、4年間TAを経験。
1988年 東京都立大学人文学部社会学助手。
1996年 文教大学国際学部助教授。
2001年 文教大学国際学部教授。
著書に『テキスト社会学―現代社会の理解と認識のために』(1999年 ミネルヴァ書房 共編)、『アメリカ人の愛し方―エロスとロマンス』(1995年 勁草書房 翻訳)など。

 

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