風に祈りを

リホール・バラドゥーリン詩集

  • リホール・バラドゥーリン 著/越野剛 訳/2007年8月
  • 1500円(本体)/四六判並製・168頁

ノーベル文学賞候補のベラルーシ最高の詩人が人生・自然・愛をうたう。チェルノブイリ原発事故の被災地と被爆地長崎の架け橋として翻訳されました。「耳を澄ましてごらん。心が洗われるよ」(推薦・鎌田實)
(ISBN 9784861101229)

著者|author

リホール・バラドゥーリン (Ryhor Barudlin)
一九三五年、ベラルーシのヴィテプスク地方ヴシャチャの農場に生まれる。ベラルーシ国立大学を卒業後、新聞社や出版社の編集部員として働く。バラドゥーリンの作品は約四十の言語に翻訳され、二十二の言語で詩集が出版されている。「ベラルーシの国民的詩人」として多くの賞を授与され、故郷ヴシャチャの名誉市民である。二〇〇六年、ノーベル文学賞候補にノミネートされた。

訳者|translator

越野剛(こしの・ごう)
一九七二年、札幌に生まれる。二〇〇二年、北海道大学大学院文学研究科博士課程単位所得退学。二〇〇一-〇三年、在ベラルーシ日本大使館専門調査員。現在、学術振興会特別研究員。論文に「核時代の文学:アレシ・アダモヴィチと大江健三郎」『スラブ学論叢』(二〇〇三)、翻訳にカラトケヴィチ「黄金と紺青の一日」『ポケットの中の東欧』(二〇〇六)など。

 

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