国際社会学の挑戦

個人と地球社会をつなぐために

  • 三橋利光/2008年3月
  • 2381円(本体)/四六判・上製・254頁
  • 装丁:矢萩多聞

オーギュスト・コントの後期思想を現代に蘇らせ、21世紀に生きる個人が自己を充実させながら「望ましい地球社会」「公正で慎ましく豊かな人間味のある世界」を築き上げるための理論を模索する。
(ISBN 9784861101427)

目次|indexs

第1章 国際社会学の歩み(内容と位置づけ)―二〇世紀後半から二〇世紀末―
第2章 国際社会学・関連研究の近年の試み―二一世紀グローバル社会への対応―
第3章 あたらしい国際社会学の提唱―枠組みと目標・方法論―
第4章 二一世紀の個人と社会の関係モデル―複数共同体志向と個人主義志向―
第5章 あたらしい国際社会学の思想―二一世紀 地球社会共通の理念へ向けて―
第6章 あたらしい国際社会学の指針―後期コントから学ぶもの―
結論と展望

著者|author

三橋利光(みつはし・としみつ)
1942年生まれ。
東洋英和女学院大学教授。
著書に、
『メキシコ革命におけるナショナリズム―シンボル・役割・形式的利益に見るその発現』(上智大学イベロアメリカ研究所,1973年)
『コント思想と「ベル・エポック」のブラジル―実証主義教会の活動』(勁草書房,1996年)
がある。

 

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