ロール・プレイング

即興劇による人間の探求と治療

  • 川幡政道/2008年7月
  • 2381円(本体)/四六判・上製・240頁
  • 装丁:矢萩多聞

即興劇を通して自己の役割を創造し、日常生活に埋没した自発性の発見と訓練をうながすロール・プレイング。従来の臨床心理学を批判しつつ、単なる心理治療を超えた〈人間探求〉の方法をさぐる。
(ISBN 9784861101557)

目次|indexs

プロローグ 自己洞察・役割創造の技法
第1章 夢のロール・プレイングと役割分析
第2章 遊びのロール・プレイング
第3章 登校拒否のロール・プレイング
第4章 即興劇による人間理解
第5章 精神分析と役割分析
第6章 ロール・プレイングと心理治療
第7章 母親と子どもの役割関係の諸相
エピローグ 空想と現実の構成

著者|author

川幡政道(かわはた・まさみち)
1947年千葉市生まれ。現在,横浜市立大学国際総合科学部教授(人間科学コース長),日本心理劇学会常任理事(編集委員長),横浜ロール・プレイング研究会会長。著書に,『心のはたらきがわかる心理学』(三恵社,2005年),『この1冊で心理学がわかる』(三笠書房,2000年),『現代精神病理学のエッセンス』(ペリカン社,1979年,共著)がある。

 

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