フランス革命を旅したイギリス人

リグビー博士の書簡より

  • エドワード・リグビー著 川分圭子訳/2009年2月
  • 2381円(本体)/四六判・並製・228頁
  • 装丁:矢萩多聞/装画:たけなみゆうこ

イギリス人医師リグビーは、革命時のフランスをはじめヨーロッパ各地を旅する。バスティーユ襲撃の貴重な記録を含む、各地の政情、産業、景観、そして人々との会話を平明に描写する彼の書簡は、当時から盛んだったヨーロッパの文化交流・人的交流をいまに伝える。
(ISBN 9784861101717)

目次|indexs

第1章:ドーヴァーの印象
第2章:マリー・アントワネット
第3章:バスティーユ襲撃
第4章:死体置き場
第5章:パリ脱出
第6章:リヨンに到着
第7章:プロヴァンス地方
第8章:「フランスを離れるのは残念だ」
第9章:ジュネーヴ
第10章:アルプスの日の出
第11章:イギリス帰国

訳者|translator

川分圭子(かわわけ・けいこ)
1963年生まれ。
1992年,京都大学大学院文学研究科博士後期課程西洋史専攻研究指導認定退学。
現在,京都府立大学文学部教授。
イギリス近代史専攻。
主な著作・論文に,
『近代ヨーロッパの探究 国際商業』(共著),ミネルヴァ書房,2002年
『港町の世界史② 港町のトポグラフィ』(共著),青木書店,2006年
旅ともてなしの文化論』(共著),春風社,2008年
「1830-32年英領西インド経済危機と奴隷賠償制度」『史林』(史学研究会)91巻6号,2008年などがある。

 

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