狩猟の文化

ドイツ語圏を中心として

  • 野島利彰/2010年3月
  • 3000円(本体)/四六判・上製・428頁
  • 装丁:矢萩多聞

シカ肉、狩猟服、室内装飾、狩猟接待など、日常生活全般に関わる狩猟文化の全貌。狩猟方法、解体処理技術、密猟の実例をはじめ、狩猟学や狩猟文学、信仰との関連を詳述する。動物保護、自然保護の視点から今後のあり方も考察。
(ISBN 9784861102103)
日本図書館協会選定図書

目次│indexs

第一部 過去の狩猟―狩猟史概観
第一章 王侯による狩猟 三つの例
第二章 禁制林と狩猟権
第三章 狩猟員
第二部 現在の狩猟
第一章 ドイツの狩猟制度
第二章 狩猟の対象となる動物
第三章 狩猟の方法 その一
第四章 狩猟の方法 その二
第五章 狩猟風習 その一
第六章 狩猟風習 その二
第七章 狩猟風習 その三
第八章 狩猟家と信仰
第三部 狩猟家と社会
第一章 狩猟と政治
第二章 狩猟の廃止
第三章 動物事故
第四章 狩猟免許の停止―狩猟家と犯罪

著者│author

野島利彰(のじま・としあき)
1942年東京生まれ。
1965年中央大学法学部卒業、1971年同大学院文学研究科ドイツ文学専攻科修士課程修了。
現在、駒澤大学大学総合教育研究部教授。
大学院時代に林学に関心を持ち、1984年ミュンヘン大学林業政策・林業史研究所でドイツ林業史を研究。滞在中、バイエルン州林野局のHans Schraud氏に狩猟について教えを受ける。1999年ウィーン農業大学狩猟研究所で宮廷狩猟を研究。
論文:「ドイツの狩猟」、「ドイツの森林とその利用」、「オーストリア宮廷狩猟」など。

 

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