英単語のいのち

  • 早川勇/2010年3月
  • 1800円(本体)/四六判・並製・234頁
  • 装丁:矢萩多聞/装画:たけなみゆうこ

背広は、civil(ian)clothesからってほんと? 「アダムのリンゴ」って体のどこのこと? 英単語のもつ意味や語源を探ることにより、英米人が育んできた歴史や文化が見えてくる。英語が好きな人も嫌いな人も、目からウロコのおもしろエッセイ集。
(ISBN 9784861102172)

目次│indexes

桜の木になぜ、さくらんぼの実はつかないか。/豆で暮らす/ピーマン、ペッパー、ししとう/お城では、ケーキをいただきますか、それともカステラにしますか。/ビスケットは西洋文化への入り口/プリンと pudding/スープは飲むのですか、食べるのですか。/ズボンとパンツとスラックス/日本と英米の「みち」/home と house, hotel と hospital/熊のプーさんは何を追っかけていますか。/ライオンと象と二十日鼠/昼の鳥、ひばり/夜の鳥、ふくろう/人の感情と色/五本の指の名前を英語で言えますか。/目は口ほどにものをいう/駅で切符を買って、小旅行に出かけましょう。/塩の道は生命線/合羽を着てアカペラで歌う/custom と costume/フォーム、ユニフォーム、インフォーメーション/two について/ことばは気まぐれ(反対語の世界)/「哲学」「小説」「雑誌」「汽車」を作った人々

著者│author

早川勇(はやかわ・いさむ)
1947年 愛知県名古屋市生まれ
1971年 愛知県立大学文学部英文学科卒業
1997年 言語文化学博士(大阪大学)
1998年 英国エクセター大学応用言語学研究科博士課程満期退学
1998年 日本英学史学会豊田實賞受賞
2008年 英国ロンドン大学高等研究院英語研究所客員研究員
2009年 Marquis Who’s Who in the World(2009)に掲載される
現在,愛知大学経済学部教授,愛知大学文学研究科教授
著書に,『ウェブスター辞書と明治の知識人』『英語になった日本語』『日本の英語辞書と編纂者』(ともに春風社)など

 

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