ヘンリー・フィールディング伝

  • 澤田孝史(著)/2010年8月
  • 4286円(本体)/A5判・上製・464頁
  • 装丁:矢萩多聞

当代一の人気作家は借金まみれの浪費家であり勤勉な法律家でもあった。サマセット・モーム『世界の十大小説』にも選ばれた,18世紀のイギリス文学を代表する小説『トム・ジョウンズ』。その作者の奔放な生涯と,虚栄と偽善に満ちた当時の社会背景を克明にえがきだす。
(ISBN 9784861102318)

目次|indexs

Ⅰ 劇作家となるまで
Ⅱ 劇作家の道を閉ざされる
Ⅲ 『トム・ジョウンズ』出版
Ⅳ リスボンへ

※本文中に以下のような誤りがございました。謹んでお詫びして訂正いたします。

著者|author

澤田孝史(さわだ・たかし)
1960年生まれ。
早稲田大学大学院文学研究科英文学専攻修士課程修了,文学修士。
現在,東京国際大学経済学部教授。
専門は,イギリスの18世紀の小説。
主な論文に,「フィールディングの『この世からあの世への旅』について」,「フィールディングの「死」と「笑い」について」など。

 

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