衣笠澤子の世界

押花・野の花の饗宴

  • 衣笠澤子/2002年3月
  • 2381円(本体)/A4判・72頁

芸術に魅せられた類まれな才能が「押し花作品集」として結晶化した。どの作品も見るものの心を和らげる。寺に嫁いだ時間のなかで熟成された作品は独特の陰影と安らぎを創造している。
(ISBN 4921146438)

著者|author

衣笠澤子(きぬがさ・さわこ)
1930年岡山県に生まれる。幼少より筝曲、仕舞、書道、茶道等をたしなむ。普門院住職と結婚後、子育てをしながら音楽・書道・手芸教室を開く。病に倒れた後も芸術への思い絶ちがたく、押し花をはじめ、染色、俳画、刺繍、ポーセラーツなど精力的に創作を続けている。

担当編集者から

作者の衣笠さんはとてもチャーミングな女性。寺に嫁いでからの精神の遍歴が押花作品となって開花した。「お母さんの押花を見ると元気が出る」とのお嬢さんの印象を誰もが持つと思う。[-三浦-]

 

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