身体と境界の人類学
- 浮ヶ谷幸代(著)/2010年10月
- 2200円(本体)/A5判・並製・230頁
- 装丁:矢萩多聞
「身体」の不思議に迫る! 臓器移植、糖尿病、セクシュアリティ、痴呆、死化粧など、今日的なテーマと具体的な事例から身体の不思議に迫る。わかりやすい語り口による最良の人類学入門書。
(ISBN 9784861102448)
目次|indexs
はじめに
第一部 表象される身体<理論編>
第1章 世界的身体
第2章 社会的身体
第3章 政治的身体
第二部 実践する身体<応用編>
第4章 身体をめぐる自己と他者
第5章 身体感覚を研ぎ澄ます
第6章 性の越境の多様性
第7章 老いることの意味
第8章 顕在化する死
おわりに
著者|author
浮ヶ谷幸代(うきがや・さちよ)
2001年 ph.D(学術博士)取得
2009年 相模女子大学人間社会学部教授
専攻は、医療人類学・文化人類学
【主な著書】
『病気だけど病気でない―糖尿病とともに生きる生活世界』(誠信書房)
『現代医療の民族史』(明石書店・共著)
『ケアと共同性の人類学―北海道浦河赤十字病院精神科病棟から地域へ』(生活書院)など