サルトルとマルクスⅡ

万人の複数の自律のために

  • 北見秀司/2011年4月
  • 3333円(本体)/四六判上製・660頁
  • 装丁:矢萩多聞

フランスのアタック、緑の党などの動向を踏まえつつ現代の諸問題の解決策を模索。未公刊「ローマ草稿」をふくむサルトルの全哲学を縦横に展開し、真の民主主義の可能性を探求する。
(ISBN 9784861102141)
日本図書館協会選定図書

目次|contents

第2部 見えない『他者』と複数の自律(続)
第2章 『弁証法的理性批判』:力の記述
第3部 研究ノート:ソ連の逆説、自律社会、哲学
第1章 ソ連の逆説
第2章 共通の目標としての自律社会
第3章 自律社会のモデル
第4章 自律社会と哲学:民主主義的理性の構築に向けて
結論

著者|author

北見秀司(きたみ・しゅうじ)
1960年生まれ。
1996年パリ第10大学(ナンテール)哲学科博士課程修了。
現在、津田塾大学国際関係学科准教授。
2008年4月より1年間パリ・ソルボンヌ大学(パリ第4大学)外国人研究員。
著作に『サルトルとマルクスⅠ―見えない『他者』の支配の陰で』(春風社、2010)がある。

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