増殖するシャーマン

モンゴル・ブリヤートのシャーマニズムとエスニシティ

  • 島村一平/2011年12月
  • 7500円(本体)/A5判上製580頁
  • 装丁:矢萩多聞

人口の1%に達するほどの猛烈な勢いで、モンゴル・ブリヤート人の間でシャーマンが増え続けているのはなぜか。フィールド調査を重ねる中で明かされる、民族の悲劇の歴史とエスニシティ。写真頁多数!
(ISBN 9784861102998)

目次|indexs

序章 増殖するシャーマン
1章 ポスト社会主義期における宗教とエスニシティ
2章 ルーツ信仰としてのシャーマニズム
3章 シャーマン誕生とルーツ探求運動
4章 創り出されるルーツ
5章 「女性」として想像されるルーツ―粛清の記憶と「ホイモルの女房」信仰
6章 国境を超えるシャーマニズム
終章 解き放たれる「想像の共同体」、紡ぎだされるネットワーク

著者|author

島村一平(しまむら・いっぺい)
1969年生まれ。テレビ番組制作会社勤務を経てモンゴルへ留学。モンゴル国立大学大学院社会学研究科民族学専攻修士課程修了。総合研究大学院大学文化科学研究科地域文化学専攻博士後期課程修了。現在、滋賀県立大学専任講師。専攻は、文化人類学・モンゴル研究。博士(文学)

 

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