ブルシェンシャフト成立史

ドイツ「学生結社」の歴史と意義

  • 菅野瑞治也/2012年3月
  • 4200円(本体)/四六判上製364頁
  • 装丁:長田年伸

ドイツの学生結社OB会員である著者が、謎めいた集団の実際を詳述。生涯を通じた友情、“本物”の決闘、独特のしきたりと儀式、フリーメーソンとの敵対関係など、何百年と続く共同体の魔力に迫る。
(ISBN 9784861103049)

目次|Inhaltsverzeichnis

第一章 その始まりから宗教改革まで
第二章 宗教改革から18世紀後半に至るまでのランツマンシャフト
第三章 1770年以降の学生結社オルデンとランツマンシャフト
第四章 フランス革命と反学生オルデン闘争
第五章 学生結社オルデンの衰退と学生結社コーアの出現
第六章 19世紀前半におけるドイツのナショナリズムとブルシェンシャフトの成立

 

著者|Autor

菅野瑞治也(すがの・みちなり)
京都外国語大学教授、文学博士。専門はドイツ文化史、ドイツ文学。ドイツ学生結社歴史学会会員。ドイツ留学中にマンハイムにある学生結社「コーア・レノ・ニカーリア」の正会員となり、現在はOB会員。著書に、『ドイツ・ナショナリズムの系譜』(共著、京都外国語大学ドイツ語学科研究室学内共同研究プロジェクト)など。

 

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