新しい国家

海辺の別荘で教養と信仰と哲学を語り合う

  • W・H・マロック(著)/澤井勇(訳)/2012年9月
  • 2800円(本体)/四六判簡易フランス装・384頁
  • 装丁:矢萩多聞

プラトンの対話篇『国家』の形式を借り、ウォルター・ペイターやマシュー・アーノルドらをモデルにした人物たちが対話を繰り広げる。キリスト教信仰が後退し、合理主義・物質主義が拡大していく19世紀イギリスの精神状況を描きだす名著。
(ISBN 9784861103193)

目次│indexs

※「訳者まえがき」はPDFでご覧いただけます。

訳者まえがき
第一巻
第一章
第二章
第三章
第四章
第二巻
第一章
第二章
第三章
第三巻
第一章
第二章
第三章
第四章
第四巻
第一章
第二章
第五巻
第一章
第二章

著者│author

W・H・マロック
1849年生まれ。イギリスの経済学者、社会学者、小説家。オックスフォード大学ベイリオル・コレッジ卒。根っからの保守主義者(トーリー)であり、極端なイギリス高教会派の信者であった。1923年没。

訳者│translator

澤井勇(さわい・いさむ)
実践女子大学文学部名誉教授。1939年、福井県生まれ。法政大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。訳書に、コウルリッジ『文学評伝』(共訳)、H・ジャクソン『世紀末イギリスの芸術と思想』、W・ペイター『プラトンとプラトン哲学』がある。

 

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