マハーヴァギナまたは巫山の夢

  • 三浦衛/2012年12月
  • 1957円(本体)/変型判上製函入り242頁
  • 装丁:間村俊一
  • 挿画:林晃久

三平佐世夫は、千一夜の夢うつつで女と戯れ、印度に旅し、睾丸を抜かれ、鰐を飼い、横浜を彷徨う。言語の崖っぷちを綱渡りする、めくるめく冒険。本文活版印刷に美麗造本を施した平成の大奇書! 解説・中条省平氏。
(ISBN 9784861103421)

▼『神奈川新聞』「かながわの本」(2月3日)に紹介されました。→「みだらで怪奇な物語
▼『週刊読書人』(3月29日)に紹介されました。評者は東京大学准教授・英米文学専攻の阿部公彦先生です。→「リアリティを待っている
▼『出版ニュース』(2013年3月上旬号)に紹介されました。評者は装丁家の桂川潤さんです。→「二枚腰のしたたかさが求められる装丁家
▼『図書新聞』(8月10日)に紹介されました。評者は小説家・英米文学者・大東文化大学教授の中村邦生先生です。→「奇想の弾ける小説 奔放な企みに満ちている

目次より│indexs

飛行船/口臭/予知能力/水槽/偶然/失踪/祭り囃子/玖美に似た金魚/2578/電話/とかとんとん……
解説(中条省平)

著者│author

三浦衛(みうら・まもる)
春風社代表取締役社長。1957年秋田県生まれ。東北大学経済学部卒業後、神奈川県内の私立高校で社会科教諭を7年間務める。その後、東京都内の出版社に勤務。99年、春風社を創業。著書に『出版は風まかせ』(春風社2009)、『父のふるさと―秋田往来』(春風社2010)がある。
Blog「よもやま日記

 

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