空間のエスノグラフィー
文化を横断する
- 川床靖子/2013年6月
- 2700円(本体)/四六判上製414頁
- 装丁:矢萩多聞
鳥取県の「ひまわりシステム」、徳島県のつまものビジネス、三重県の「松坂縞もめん」など、おもに女性高齢者の活動をフィールドワーク。民衆の日常的実践に埋め込まれた〈知〉を描き出す。
(ISBN 9784861103674)
日本図書館協会選定図書
目次|indexs
第1部 空間の実践
第1章 老いのデザイン
第2章 空間のヒストリー
第3章 日常的実践に埋め込まれたケア
第2部 空間のポリティクス
第1章 空間配置とインスクリプション
第2章 社会現象としての技術
第3章 技術のポリティクス
第3部 空間の物語
第1章 タンザニアの高校生
第2章 ネパールのアマ・サムハ(女性たち)
著者|author
川床靖子(かわとこ・やすこ)
東北大学大学院教育学研究科博士課程満期退学
博士(教育学 東北大学)
現在、大東文化大学文学部教授
著書に、『タンザニアの教育事情—アフリカに見るもう一つの日本—』(ほるぷ総連合1989)、『学習のエスノグラフィー―タンザニア、ネパール、日本の仕事場と学校をフィールドワークする』(春風社2007)などがある。