英語教育の実践

日本人のための英語学習論

  • 小谷悠紀子/2013年6月
  • 3800円(本体)/A5判上製442頁
  • 装丁:難波園子

英語を教えること、学ぶことの原点に立ちかえる。リスニング教材についての考察から語彙習得過程の分析まで、長きにわたる教育実践を総括。日本の大学における英語教育の課題と展望を示す。
(ISBN 9784861103643)

目次|indexes

第1部 英語教育の視点
第1章 外国語学習者の言語特性―Interlanguageの概念を探る
第2章 外国語習得過程における言語の変容
第3章 英語教育の新しい視点―社会言語学的研究
第4章 Communicative Approachに関する一考察
第5章 大学における英語教育の将来
第6章 教えることの原点を探る―より良い授業への模索
第7章 学ぶことの原点を探る―より良い学習への模索
第2部 英語教育の実践Ⅰ
第8章 Listening教材の展望―誤答分析の結果から
第9章 Listening指導法の新しい考え方
第10章 効果的なListening教育
第11章 英語教育における発音指導の新しい視点
第12章 異文化学習と英語教育
第13章 英語学習教材に関する一考察
第14章 英語学習用教材を考える―大学生のための英語読解用素材文の探求
第15章 授業改善のための視点―TOEICコースの場合
第3部 英語教育の実践Ⅱ
第16章 日本人大学生における語彙習得の研究(1)―基本動詞について
第17章 日本人大学生における語彙習得の研究(2)―基本動詞句について
第18章 英語動詞類義語の一考察― defend, guard, protect, safeguard, shield, shelterの語用法を探る
第19章 英語動詞類義語の語用研究―英語学習者に役立つ類義語動詞の学習方法
第20章 英語句動詞における学習上の問題を探る
第21章 英語教育における語彙学習の視点
第22章 語彙テストの研究―語彙診断テストの分析から
第23章 日本語と英語の表現比較から英語学習を考える
第24章 日本人学習者における英語らしい表現への考察―日英語の発想の違いを比較して
第25章 日本人英語学習者の英語表現に関する一考察―日本語と英語の発想の比較から
第26章 無生物主語構文と英語学習

著者|author

小谷悠紀子(こたに・ゆきこ)
1942年、東京生まれ。東京電機大学名誉教授。筑波大学大学院教育学研究科博士課程満期退学。専門は英語教育、社会言語学、応用社会言語学。共著に『英語ヒアリング集中レッスン 基礎編』、『英語ヒアリング集中レッスン 実践編』(アルク)などがある。2013年、召天。

 

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