風の想い

奈津

四季の移ろうなか、二人は弾み、揺れ、やがて訪れる別離の予感に震える。哲学者が書いた悲哀に満ちた詩=小説。
(ISBN 9784861103780)

〈推薦のことば〉
一途で切々たる情愛の諸相が選びぬかれた言葉で語られる。深く、嬉しく、懐かしく、哀しい。この本に「詩小説」という新ジャンル名を呈したい。
――小椋佳(歌手)
哲学者・元東大教授による生涯一冊の詩のような恋愛小説。その瑞々しさ!
――山根基世(フリーアナウンサー)

著者|author

松永澄夫(まつなが・すみお)
1947年、熊本県生まれ。哲学者。立正大学文学部教授。著書に『音の経験─言葉はどのようにして可能となるのか』(東信堂2006)『知覚する私・理解する私』(勁草書房1993)『食を料理する─哲学的考察』(東信堂2003)『哲学史を読む Ⅰ・Ⅱ』(東信堂2008)等がある。

 

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