Essays on Dickens, Forster, Austen

A Japanese Reader’s Appreciation

ディケンズ『デイヴィッド・コパフィールド』、フォースター『インドへの道』、オースティン『高慢と偏見』など、古典性と現代性をあわせもつイギリス小説を、ドストエフスキーや禅にも論及しつつ味読する。
日本人の感性とメンタリティが活きる考察。
※既刊『ディケンズ、フォースター、オースティン―いまに生きるイギリス小説』(春風社2008)を一部改稿して英訳。
(ISBN 9784861103889)

目次|indexs

PREFACE
CHAPTER ONE: A Mysterious Attraction and Liveliness: A Study of Several Characters in David Copperfield
CHAPTER TWO: Passion Underneath Modesty: A Reevaluation of Esther Summerson
CHAPTER THREE: A Passage to India: Western Mentality and India
CHAPTER FOUR: A Reading of Pride and Prejudice
CHAPTER FIVE: A Reading of Emma: Highbury — A Village Both Realistic and Idyllic
INDEX

著者|author

藤田永祐(ふじた・えいすけ)
1938年生まれ。東京大学文学部英文科卒業後,同大学大学院英語英文学修士課程修了。獨協大学名誉教授。訳書に,I・ワット『小説の勃興』(南雲堂1999),ノーマン・F・キャンター『聖なるきずな―ユダヤ人の歴史』(法政大学出版局2005)など。論文に,「『虚栄の市』―比較論的考察」,「『エマ』―鑑賞と考察」,「『大きな遺産』の世界―その象徴的・具象的手法の考察」,「シェイクスピアの開いた心性について」など。著書に,『ディケンズ、フォースター、オースティン―いまに生きるイギリス小説』(春風社2008)がある。

 

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