超越する実存

人間の存在構造と言語宇宙

  • 棚次正和/2014年1月
  • 4500円(本体)/A5判上製392頁
  • 装丁:長田年伸

実存とは何か?超越とは何か?
相互の関係を豊富な具体例から探る。
空海や一遍の宗教言語から、オットーやエリアーデ、さらにはニューエイジの「英国フィンドホーン」や「白光真宏会」、「清明教」を例にあげ、実存と超越の関係を描き出す。従来の二項対立から抜け出し、実存と超越が交錯するという新しいダイナミズム。
(ISBN 9784861103919)

目次より|indexs

・宗教言語の遥かなる地平
・超越とヒエロファニー
・解釈における創造と発見―エリアーデとリクール
・癒しの思想と人間観―滝沢克己の「純粋神人学」の視点より
・フィンドホーンの奇蹟―内なる神と妖精たち

著者|author

棚次正和(たなつぐ・まさかず)
京都府立医科大学大学院医学研究科教授。専門は人体論、医学哲学、スピリチュアルケアなど。著書に『宗教の根源』(世界思想社)ほか。

 

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