ヘラジカの贈り物

北方狩猟民カスカと動物の自然誌

世界で最も多くの動物を殺しつつ、動物への尊敬と感謝の気持ちを捨てないカナダの狩猟民カスカ。
彼らと共に暮らし、狩りをし、肉を解体して食べた研究者が、動物との接し方や人と動物との関係を改めて考える。
現場の写真を多数収録。
(ISBN 9784861103834)

目次より|indexs

1章 ヘラジカの贈り物
2章 カナダ先住民カスカ
3章 今日の狩猟採集活動
4章 狩猟を学ぶ
5章 カスカの民族動物
6章 狩猟民カスカの今日

著者|author

山口未花子(やまぐち・みかこ)
北九州市立大学特任講師。人と動物との関係について、動物生態学や生体人類学、文化人類学の方法で研究する。共著に『人と動物の人類学』(春風社2012)など。

 

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