人生の請求書

  • 石橋幸子(著)/2014年7月
  • 1300円(本体)/A5判上製150頁
  • 装丁:南伸坊

小さな出版社を立ち上げた女性専務の、切なく可笑しくたくましいおひとりさま人生
九十九里の漁村から東京へ出て、誰にもよりかからず、一途に生きてきた。仕事のこと、ふるさとのこと、家族のこと。日常のなかに淡く降り積もるものをつづる。
(ISBN 9784861104107)

推薦文・岸田秀氏
貧しい漁村に生まれ、ぐうたらな親父のもとで育ち、普通の高校へも行けなかった女の子。あちこち寄り道したあと、出版社を立ち上げ、還暦を過ぎて、幼い頃からの人生を振り返った。断片の寄せ集めのようでありながら、一貫した人生観が滲み出ており、どこでこのような深みのある思想と流麗な文章を身につけたのか不思議な気がする。

著者|author

石橋幸子(いしばし・ゆきこ)
千葉県九十九里の漁村生まれ。15歳で働きはじめ、いくつかの職を経て出版社に勤務。会社の倒産を機に同僚2人と春風社を起こし、以後15年間、社の経営を力強く支える。好きな仕事は請求書の作成。現在、専務取締役兼営業部長。

 

 

この本を注文する

Amazonで注文する Hontoで注文する 楽天ブックスで注文する