物語が始まるとき

共創教育の現場から

  • 青木幸子(著)/2014年9月
  • 1800円(本体)/四六判並製・226頁
  • 装丁:長田年伸

ドラマづくりによるコミュニケーションでより良い学校空間を共に創る!
不世出の演出家・竹内敏晴の影響を受け、高校・大学の授業にドラマ手法を持ち込んでいる熱血教師による、現場の記録。教師と学生が互いの人生を話し、聴き、ドラマづくりをする手法が学校空間を活性化してゆく。
これまでに実際つくったラジオドラマの脚本も併録。
(ISBN 9784861104152)
日本図書館協会選定図書

目次より|indexs

第1部 教師として生きる―私の「言葉が劈かれるとき」
・友を、言葉を失ったとき~夜はかっぱえびせんが響くと~
・畏友Sをめぐる物語~人は物語によって生かされるのだ~
・子どものころに出会った先生~風に耳をすますということ~
…など
第2部  ラジオドラマが生まれる
・始まりは萩高校~あれは国語の授業ではない~
・ラジオドラマ「風船爆弾」が生まれた場所~山口中央高等学校~
・農高はラジオドラマの宝庫だった~アタシは農高の牛~
…など
第3部 語りの生まれる教室
・対話で深める学びのレッスン~私のお姉ちゃん~
・あなたに…(わすれてしまったこと)~レクイエム~
・声が、言葉が響くとき、そこに物語が生まれる
…など

著者|author

青木幸子(あおき・さちこ)
現在、昭和女子大学総合教育センター准教授。1956年山口県生まれ。九州大学教育学部を卒業後、山口中央高等学校等で、国語科教師として勤務。激務の合間を縫って研究・執筆し、九州大学大学院芸術工学府で学位を取得。共著に『学びを変えるドラマの手法』、『学びへのウォーミングアップ』(旬報社)ほか。本書は初の単著。

 

 

 

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