キリスト教人格教育論

個人の尊厳を見つめて

  • 吉岡良昌(著)/2014年10月
  • 2300円(本体)/四六判上製・248頁
  • 装丁:江森恵子(クリエイティブ・コンセプト)

二十七年に及ぶ、キリスト教に基づく人格教育の探究と実践
すべての教育は個人の尊厳を基盤とするべきでありその実践にはキリスト教の人間理解と価値観が不可欠であることを、デカルト、内村鑑三、エリクソンらの主張に触れながら、歴史的に立証する。ミッションスクールの意義も問う提言の書。
(ISBN 9784861104176)

目次より|indexes

第Ⅰ章 日本における精神的機軸と人格教育
A 明治維新の精神的機軸の探求
・岩倉使節団による大事業
・森有礼の教育思想
・新渡戸稲造の人格教育…など
B 戦後日本の人格教育の課題
・ダグラス・マッカーサーの貢献
・教育基本法「人格の完成」の成立…など
第Ⅱ章 人格教育の原理と展開
A 人格教育の原理
・神のみが真の教育者である
・人格の定義:関係による存在
B 人格教育の展開
・デカルト哲学の教育的意義
・コメニウスの人格教育論
・エリクソン理論に基づく人格形成論…など

 

著者|author

吉岡良昌(よしおか・よしまさ)
1947年生まれ。教育学博士。東洋英和女学院大学人間科学部教授。著書に『キリスト教教育研究――信仰に基づく人間形成』(聖恵授産所出版部、1994)、『いのちを育む教育学』(春風社、2008)など。

 

 

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