婚姻連帯論と社会学

レヴィ=ストロース、デュルケムをめぐって

  • 門口充徳(著)/2014年11月
  • 4900円(本体)/A5判上製・360頁
  • 装丁:長田年伸

レヴィ=ストロースの「婚姻連帯論」とブラジルのボロロ社会研究。デュルケムのアボリジニ研究が与えた影響も視野に入れその考察過程に矛盾はなかったのか人類学の範疇を越え、社会学的な再検証を試みる。

(ISBN 9784861104237)

 

目次より|indexes

第1部 婚姻連帯論
1 交換関係による婚姻連帯
2 交叉イトコ婚における婚姻規則
3 親族のミクロコスモス
第2部 ボロロ社会
4 双分制と空間の構造化
5 親族構造と父方交叉イトコ婚
6 ボロロ社会における2と3の通約可能性
第3部 アボリジニ社会
7 アボリジニ社会から構造主義へ
8 時間の不在と因果律の打破
9 土地と親族による基本構造

 

著者|author

門口充徳(カドグチ・ミツノリ)
1950年生まれ。早稲田大学大学院を満期退学後、成蹊大学文学部に社会学の教員として赴任。現在、同大学名誉教授。専門は社会学など。著作に「変化のなかの人間関係」秋元律郎・坂田正顕編『現代社会と人間』(学文社、1999年)ほか。

 

 

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