聖なる鉄琴スロンディンの民族誌

バリ島トゥガナン・プグリンシンガン村の生活、信仰、音楽

  • 野澤暁子(著)/2015年3月
  • 4700円(本体)/A5判上製・384頁
  • 装丁:長田年伸

バリ島先住民村落で「神の音楽」を奏でつづける鉄琴をめぐる民族誌!
バリ島に今なお生きる“幻の”鉄琴アンサンブル、スロンディン。
天に轟き地に響く「音の魔力」は、どこから生まれてくるのか?
村の生活と信仰に密接にかかわる音楽の力を、人類学と民族音楽学の両面から解き明かす。
(ISBN 9784861104404)

 

目次より|indexes


第1部 大きな森の小さな要塞―バリ島トゥガナン・プグリンシンガン村
1章 村の成り立ち
2章 集落構造
3章 生業
4章 信仰
5章 生活
第2部 スロンディン―聖なる鉄の響き
6章 スロンディンの由来と分布
7章 トゥガナン・プグリンシンガン村のスロンディン
第3部 儀礼世界のスロンディン―一月儀礼と五月儀礼
8章 一月儀礼―年明けの豊穣祈願祭
9章 五月儀礼―共有田の収穫祭
10章 スロンディンの反映する世界観

著者|author

野澤暁子(のざわ・あきこ)
音楽人類学者。慶應義塾大学文学部卒業。芸術文化学博士号、文学博士号取得。現在は名古屋大学大学院博士研究員などとして教育・研究に従事している。

 

 

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