随想 西田哲学から聖霊神学へ

  • 小野寺功(著)/2015年8月
  • 3500円(本体)/四六判並製・460頁
  • 装丁:桂川潤

キリスト教の日本への受肉を生涯のテーマにしてきた著者畢生の論考集。
岩手の風土の中で育まれた少年の感性がいかに世界の思想を受け入れ格闘してきたか、身を削るような思索の過程を跡づける。
著者が自らの思想遍歴を語るインタビューを併録。
(ISBN 9784861104640)

「読売新聞」(10/25)に書評が掲載されました。
評者は若松英輔氏(批評家)です。
コチラよりお読みいただけます。「思想の地下水脈探る」

 

目次|indexes

1 西田哲学の研究
2 西田幾多郎論
3 『善の研究』について
4 西田幾多郎とキリスト教
5 場所的論理とキリスト教的世界観
6 西田哲学における「述語的論理主義」の意味するもの
7 江渡狄嶺と西田幾多郎
8 逢坂神学と西田哲学
9 キリスト教の聖霊論的理解
10 現代思想と神
11 聖霊と場所
12 ダンマとプネウマ
13 西田哲学から聖霊神学へ
14 日本における神学の形成をめざして
対談(小野寺功×三浦衛)

著者|author

小野寺功(おのでら・いさお)
1929年岩手県生まれ。上智大学大学院哲学研究科修了。清泉女子大学名誉教授。主な著書に『絶対無と神―京都学派の哲学』(2002年)『聖霊の神学』(2003年)『大地の文学 [増補]賢治・幾多郎・大拙』(2004年、以上春風社)がある。

 

 

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