
つながりの民族誌
中国摩梭人の母系社会における「共生」への模索
- 金縄初美(著)/2016年2月
- 5000円(本体)・A5判上製・472頁
- 装丁:長田年伸
「走婚」と呼ばれる「妻問い婚」を今なお維持している中国少数民族・摩梭(モソ)人。「共生」という視点から社会と人々の意識の変化をいきいきと捉え、母系社会構造の全体像を綿密に探った民族誌!
(ISBN 9784861104879)
目次|indexes
序章 母系社会のいま
第1 章 雲南省と調査地の概要
第2 章 婚姻と家族形態
第3 章 宗教活動
第4 章 神話と祭儀
第5 章 異文化受容の現状
第6 章 民族意識の形成と変化
終章 母系社会のこれから
著者|author
金縄初美(かねなわ・はつみ)
西南学院大学教授。専門は文化人類学・民俗学。中国少数民族の文化と変容や少数民族文化の保存活動などを研究テーマとしている。