今、田村明を読む

田村明著作選集

  • 鈴木伸治(編)/2016年4月
  • 2000円(本体)・四六判並製・176頁
  • 装丁:桂川潤

ベイブリッジ、高速道路地下化などの横浜六大事業、横浜スタジアム建設の中心となり、戦後横浜の「まちづくり」を担った都市プランナー・田村明。
雑誌等に掲載されたまま単行本化されていない論考のなかから、都市やまちづくりに対する思考の軌跡を示す8編を精選。稀有な「都市プランナー」が果たしてきた役割をあらためて評価する。
(ISBN 9784861105081)

二刷出来

目次|indexes

はしがき
序章 田村明とその時代
第1章 地域計画機関のあり方について(1962年)
第2章 自治的地域空間の構造化― プランナーの必要性とその活動(1971年)
第3章 郊外宅地開発の基本方向(1968年)
第4章 自治体と都市計画(1970年)
第5章 アーバンデザインと自治体(1975年)
第6章 都市は市民のためにある(1965年)
第7章 計画行政における市民参加(1972年)
第8章 都市行政から都市経営へ― 都市経営論序説(1975年)
あとがき

 

編者|editor

鈴木伸治(すずき・のぶはる)
1969年生まれ。横浜市立大学国際総合科学部教授・博士(工学)。一般社団法人横浜歴史的資産調査会理事。NPO法人黄金町エリアマネジメントセンター副理事長。東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻修士課程・博士課程修了。専門は都市計画史・都市デザイン・歴史的環境保全。
日本都市計画学会論文奨励賞(2003)、気仙沼市魚町・南町内湾地区復興まちづくりコンペ・アイディア賞(2012)を受賞。著書に『はじめて学ぶ都市計画』(共著、市ケ谷出版社、2008)、『創造性が都市を変える』(編著、学芸出版社、2010)など。

 

 

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